Insta360のlrvファイルとは?正体は低解像度プロキシ動画

lrvファイルの正体は、編集作業をスムーズにするために自動生成される「低解像度プロキシ動画」です。Insta360カメラで撮影すると、メインの高画質動画(insvファイル)と同時に、このlrvファイルが必ずペアで作成されます。一見すると画質が荒く「失敗したのでは?」と感じるかもしれませんが、これは意図的に解像度を落としたプレビュー用データなのです。
プロキシ動画とは、本番データの身代わりとして働く軽量ファイルのこと。映像制作の現場では「代理データ」とも呼ばれ、重たい4Kや360度動画を編集する際、パソコンやスマートフォンへの負荷を減らす目的で広く活用されています。Insta360が採用しているlrvファイルも、まさにこの仕組みを応用したものです。
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今は値段もあまり変わらないのですが自作PCも組んでみて、こういうグラフィックボードも取り入れるといいと思います。簡単に言えば生成AIがそのまま作れるような、そんなPCを組んでしまった方がInsta360の作業も捗るのではないかなと思います。
今日はこの流れで解説をしていきます。ファイルデータの違いなので、処理を間違えると大変なことになってしまいます。スマホとPCではInsta360の扱いは変わっていくので、間違えて削除したなどの事故が起こらないようこの記事で理解を深めていただければと思います。
【insv lrv 違い】メイン動画とプレビュー動画の関係性
insvファイルとlrvファイルは、役割が明確に異なります。この違いを理解することが、適切なデータ管理の第一歩です。一般的にIrvファイルを気にする方やわからない方は、PCでInsta360の映像を編集している人だと思います。今日はそういう方向けに保存する道具や、必要なものをそれぞれ紹介していこうと思います。
insvは「高画質の本番データ」、lrvは「編集用の軽量データ」
insvファイルは、Insta360独自のフォーマットで保存された本番用の高画質動画データです。5.7Kや8Kといった高解像度で記録されており、書き出し(レンダリング)時にはこちらのデータが使用されます。ファイルサイズも大きく、数分の撮影で数GBに達することも珍しくありません。
対してlrvファイルは、同じ映像内容を低解像度(多くの場合720p程度)に圧縮したプレビュー専用データです。ファイルサイズはinsvの10分の1以下に抑えられており、スマートフォンアプリでの再生や簡易編集に特化しています。「編集中に映像の動きや構図を確認する」という用途に限定されるため、最終的な書き出しには使われません。
ユーザーが「画質が悪い」と感じる原因の多くは、このlrvファイルを誤って開いているケースです。insvこそが本体であり、lrvはあくまで作業効率化のための補助ファイルだと覚えておきましょう。その場合SSDやHDDなど、保存する外部媒体は必須だと思います。私が使っているものはこれなのですが、非常に使いやすいのでファイルを使ったら削除したい場合は、便利なアイテムとなります。
Irvファイルができる理由は一体何のため?
Insta360の公式アプリは、多くのユーザーがスマートフォンで利用します。しかし、5.7Kや8Kといった高解像度の360度動画を直接読み込むと、デバイスのCPUやメモリに過大な負荷がかかり、プレビュー画面がカクついたり、アプリそのものがフリーズしたりするリスクが高まります。
そこで活躍するのがlrvファイルです。アプリ側は編集中、このlrvを優先的に読み込むことで、スムーズなタイムライン再生を実現しています。ユーザーが画面上で確認しているのはlrvの映像ですが、実際の書き出し処理ではinsvファイルから高画質データを参照するため、最終的な動画品質には一切影響しません。
つまり、lrvファイルは「編集作業中の身代わり」として機能する、縁の下の力持ちなのです。プロキシという仕組みがなければ、スマホでの360度動画編集はストレスフルな作業になっていたでしょう。この自動生成機能こそが、Insta360がモバイル編集に強い理由の一つといえます。
lrvファイルは削除していい?「いらない人」と「必要な人」の境界線
結論から言えば、lrvファイルの削除可否は「あなたの編集環境」で決まります。PC版の編集ソフトを使う方なら削除しても支障はありませんが、スマートフォンアプリで編集する方にとっては必須ファイルです。この違いを理解せずに削除してしまうと、編集作業そのものが成立しなくなる恐れがあります。
自分がどちらのタイプに当てはまるのか、次のセクションで明確に判断していきましょう。編集スタイルに応じた適切な管理方法を知ることが、ストレージ容量の節約と作業効率の両立につながります。
【削除OK】PC版「Insta360 Studio」のみで編集するユーザー
デスクトップ環境で編集を完結させる方にとって、lrvファイルは必ずしも必要ではありません。PC版のInsta360 Studioは、insvファイルを直接読み込んで編集できる設計になっており、プロキシ動画に頼らなくても十分なパフォーマンスを発揮します。
近年のミドルスペック以上のパソコン(CPU:Core i5以上、メモリ:16GB以上、GPU搭載)であれば、高解像度の360度動画もストレスなく扱えます。Insta360 Studioはハードウェアアクセラレーションに対応しており、GPUの支援を受けながらリアルタイムプレビューが可能です。
こうした環境下では、lrvファイルはサムネイル表示を若干高速化する程度の役割しか果たしません。SDカードやSSDの容量を圧迫する要因になるだけなので、編集開始前に削除してしまっても構わないのです。特に長時間撮影が多い方や、複数のプロジェクトを並行管理する方にとっては、数GB単位の容量削減が見込めます。
ただし、削除後はファイルブラウザ上のサムネイルプレビューが表示されなくなったり、ファイル読み込み時に若干のタイムラグが生じたりする可能性があります。致命的な問題ではありませんが、「快適さを少し犠牲にしてでも容量を優先したい」という方向けの選択肢だと理解しておきましょう。
この部分で重要なのがディスプレイです。パソコンだけで作業をしていると、本当に映像がどう見えているのかがわかりづらくなることがあります。しかしデュアルモニターにしておけば、映像を確認しながら動画を編集するということが可能になります。自宅のスペースに合わせて、モニターを選んでください。
【削除NG】スマホアプリで編集・AI作成を行うユーザー
スマートフォンでInsta360アプリを使って編集する方は、lrvファイルを絶対に削除してはいけません。アプリの動作設計そのものが、このプロキシ動画の存在を前提としているためです。
Insta360の公式アプリは、タイムライン上での再生やトリミング、エフェクト適用といった編集操作を行う際、必ずlrvファイルを参照します。もしlrvが存在しない状態でinsvファイルだけをインポートすると、アプリは仕方なく高解像度データを直接処理しようとしますが、スマートフォンのプロセッサでは処理能力が追いつきません。
その結果、プレビュー画面がコマ送り状態になったり、数秒ごとにフリーズしたり、最悪の場合はアプリがクラッシュして編集データが失われるリスクもあります。特にAI編集機能(自動ハイライト生成やショット補正など)は、プレビューをリアルタイムで解析しながら動作するため、lrvファイルなしでは機能そのものが使えなくなります。
「撮影したその場でスマホ編集してSNSにアップしたい」というInsta360ユーザーの代表的な使い方を実現するには、lrvファイルが不可欠なのです。SDカード内にinsvとlrvをセットで保存しておくことが、快適なモバイル編集の絶対条件だと覚えておきましょう。容量が気になる場合は、編集完了後にPCへバックアップを取った段階で削除を検討するのが賢明です。
スマホでInsta360を使う方は、ジンバルが有能だと完璧だと思います。下記の製品はバスケモードというバスケットボールのような動きが激しい動画を撮影する場合、活躍するジンバルを紹介している記事になっています。もし撮影がちょっと難しいなと思っている方は、下記の記事も参考にしてください。

PCでlrvファイルを開くには?再生方法と変換テクニック
「lrvファイルの中身を確認したいけれど、ダブルクリックしても開けない」――そんな経験をした方も多いでしょう。lrvは一般的な動画プレイヤーが標準対応していない独自拡張子のため、通常の方法では再生できません。しかし、実は簡単な裏技を使えば、専用ソフトなしでも内容をチェックできます。
ここでは、PCでlrvファイルを手軽に開く方法と、その際に注意すべきポイントを解説します。特別なツールのインストールは不要ですので、今すぐ試せる実践的なテクニックです。
lrvファイルの開き方PC編:拡張子を変更する裏技
lrvファイルの実体は、MP4形式の動画データです。Insta360が独自の管理目的で「.lrv」という拡張子を付けているだけで、ファイル構造そのものは一般的なMP4動画と変わりません。つまり、拡張子を書き換えるだけで通常の動画として扱えるようになります。
| OS | 操作手順 | ポイント・注記 |
|---|---|---|
| Windows | 1. エクスプローラーで「表示」タブから「ファイル名拡張子」にチェックを入れて拡張子を表示する。 2. lrvファイルを右クリックし、「名前の変更」を選択。 3. 拡張子「.lrv」を「.mp4」に書き換える。 4. 警告メッセージが出たら「はい」をクリック。 | VLC Media PlayerやWindows Media Playerで再生可能になる。 |
| Mac | 1. ファイルを選択し「情報を見る」(Command + I)を開く。 2. 「名前と拡張子」欄の拡張子「.lrv」を「.mp4」に書き換える。 | QuickTime Playerなど、一般的な動画プレイヤーで開けるようになる。 |
この方法は特に「撮影した映像の内容を素早く確認したい」「スマホに転送する前に中身をチェックしたい」といった場面で重宝します。わざわざInsta360 Studioを起動する手間が省けるため、ファイル整理の効率が格段に上がるでしょう。ただし、拡張子変更はあくまで「閲覧用の便法」であり、編集や書き出しには適さない点に注意が必要です。
新しくパソコンを増やしておくというのも、メモリ不足を解消する一つの解決法です。動画編集で必要なのは容量の大きいゲームプレイも可能なパソコンです。もしご予算が合うようなら下記のゲーミングパソコンも参考にしてください。作業速度が圧倒的に速くなると思います。
【注意】mp4に変換しても画質は「低解像度」のまま
拡張子を変更してMP4として再生できるようになっても、映像の品質そのものは一切向上しません。lrvファイルは元々低解像度で記録されているため、どんな方法で開いたとしても、画質は720p程度のプレビュー品質に留まります。
「拡張子を変えれば使える動画になる」と誤解して、このlrvファイルをそのままInstagramやYouTubeにアップロードしてしまうケースがあります。しかし、視聴者が目にするのは輪郭がぼやけた粗い映像であり、せっかくの360度撮影の魅力が台無しになってしまいます。特に大画面で再生されるYouTubeでは、画質の粗さが顕著に目立ちます。
lrvファイルから作ったMP4は、あくまで「撮影内容の確認」「ファイル整理時の分類作業」「クライアントへの簡易プレビュー共有」といった用途に限定すべきです。正式な納品物やSNS投稿用の動画を作成する際は、必ずinsvファイルをInsta360 Studioで読み込み、適切な解像度(4K以上推奨)で書き出す必要があります。
また、拡張子変更した後のファイルは、元に戻してもInsta360アプリが正しく認識しなくなる場合があります。編集用に使う予定のlrvファイルは、絶対に拡張子を変更しないよう注意しましょう。「見るだけならMP4化OK、編集するならlrvのまま保存」というルールを徹底することが、トラブル回避の鉄則です。
SDカードの容量不足を解消!賢いデータ管理とワークフロー
lrvファイルの正体と扱い方が分かったところで、次に直面するのが「日常的なデータ管理をどうするか」という課題です。撮影を重ねるほどストレージは圧迫され、編集作業も重くなっていきます。
ここからは、プロの映像制作者が実践している効率的なワークフローをご紹介します。lrvファイルの削除タイミングだけでなく、ハードウェア面での最適化や、長期保存の際のベストプラクティスまで、トータルでのデータ管理術を身につけましょう。これらの知識があれば、容量不足に悩まされることなく、快適な撮影・編集環境を維持できます。
Insta360 Studioでの読み込みが遅い・重い時の対処法
「Insta360 Studioでプロジェクトを開くと、ファイル読み込みに何分もかかる」「タイムライン再生がカクカクする」――こうした動作の重さに悩んでいる方は少なくありません。実は、これらの問題の多くは、lrvファイルの有無よりも「データの置き場所」に原因があります。
最も多い失敗パターンが、SDカードをPCに挿したまま、カード内のファイルを直接編集しようとするケースです。SDカードの読み書き速度は、UHS-IIクラスでも最大300MB/s程度であり、内蔵SSDの3000MB/s超と比べると圧倒的に遅いのです。特に360度動画のような大容量データを扱う場合、この速度差がボトルネックとなり、プレビュー表示やエフェクト処理に大幅な遅延が生じます。
推奨されるワークフローは、撮影後すぐにSDカード内の全データ(insvとlrvのペア)を、PC内蔵のSSDまたは外付けの高速SSDへコピーすることです。転送先はCドライブ直下に「Insta360_Projects」といった専用フォルダを作成し、撮影日ごとにサブフォルダで整理すると管理しやすくなります。
データ移行後は、Insta360 StudioでSSD上のファイルを開いて編集します。この環境であれば、4K・60fpsのタイムライン再生もスムーズになり、カラーグレーディングやスタビライゼーション処理もリアルタイムで確認できます。編集完了後に書き出したMP4ファイルは、外付けHDDやクラウドストレージへアーカイブし、SSD上の作業データは定期的に削除して空き容量を確保しましょう。この一連の流れを習慣化することが、ストレスフリーな編集環境の構築につながります。
この場合大陸製のものを買うと接続不能になる場合があります。在庫を処分したくてわざと格安で売る業者もいるので、不安な方は国産で不安があまりない外付けHDDを増設しておきましょう。下記の製品はその国産のものなので、品質や接続不可などの問題はほぼ起きないと思います。
【結論】プロが推奨するlrvファイルを捨てるタイミング
ここまでの内容を踏まえて、最終的な判断基準を明確にしましょう。lrvファイルの削除タイミングは、編集ワークフローのどの段階にあるかで決めるのが最適解です。
プロの映像制作現場で実践されているベストプラクティスは、以下の3段階に分けた管理方法です。
| 管理段階 | 保管すべきファイル | 理由・説明 | 注意点・推奨アクション |
|---|---|---|---|
| 【撮影直後〜編集中】 | insvとlrvをセットで保管 | 編集環境が未確定のため、PC・スマホどちらの編集にも対応可能。重要な撮影ほど冗長性を持たせるべき。 | 両ファイルとも変更や削除をしない。特にクライアント案件はデータ紛失を避ける。 |
| 【書き出し完了後〜短期保存】 | insvとlrvを一時的に保持 | 再編集の可能性に備え、1ヶ月程度は両方のファイルをSSDなど高速ストレージに保管し安全を確保。 | 1ヶ月を目安に、再編集不要なら次のステップへ。 |
| 【長期アーカイブ】 | insvのみをHDDやNASへ保存、lrvは削除 | プロジェクト完結後は高画質のinsvだけ保存し、容量節約のためlrvは不要。将来的にPC環境でInsta360 Studioを使って再利用可能。 | 大切なファイルは複数ストレージへバックアップ推奨。lrvは紛失しても問題ないため削除可。 |
この運用ルールに従えば、「削除して後悔する」リスクと「無駄な容量を抱え続ける」非効率の両方を回避できます。年間で数百GBのストレージ節約につながるだけでなく、バックアップの転送時間も短縮されるため、災害対策の観点からも有効です。ご自身の撮影頻度や編集スタイルに合わせて、このフローをカスタマイズしてみてください。
まとめ
それでは今日のまとめです。
- LRVファイルは低解像度プロキシ動画で、編集作業をスムーズにするために自動生成される
- INSVが高画質の本番データ、LRVが編集用の軽量データ(720p程度)
- ファイルサイズはINSVの10分の1以下
- PC版Insta360 Studioのみで編集する人→削除OK
- スマホアプリで編集・AI作成を行う人→削除NG(アプリの動作に必須)
- 拡張子を「.lrv」から「.mp4」に変更すれば一般的なプレイヤーで再生可能
- ただし画質は低解像度のまま(SNS投稿には不向き)
- SDカード内で直接編集せず、PC内蔵SSDへコピーしてから作業する
ハッキリ言ってしまうとノートPCでも何でも、対応しているSSDを内蔵させてしまった方が読み込みが遅いなどの問題を一気に解決できます。Insta360の動画編集も結局読み込みが遅かったり重かったりで、作業が滞ってしまうのではないかなと思います。
しかしパソコンを開けたことがない人は、こんな作業はしんどいと思います。いろいろ調べてみると最近内蔵させなくても、USBに接続するだけでSSDの恩恵が得られるという便利なアイテムを見つけました。かなりいいアイテムだと思うので、編集しているとき作業速度が遅いと感じる方は下記の製品を参考にしてください。
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