ソロキャンプザックの容量選びは、快適さの鍵!
ソロキャンプにおいて、ザック選びは快適さを左右する重要な要素です。特にザックの容量は、持ち運びのしやすさや荷物の整理に大きな影響を与えます。キャンプのスタイルや季節によって必要な装備が異なるため、自分に合ったザックを選ぶことが必要不可欠です。
このサイトがバイク旅というのがメインテーマになっているので、バイク旅でソロキャンプをする上で選びたいザックという観点も織り交ぜてザックを容量別に紹介させていただきます。
そもそも、なぜザックの容量が重要なの?
ザックの容量が重要な理由は、キャンプ中の快適さに直結するためです。荷物を適切に収納できないと、キャンプそのものが疲れるものになってしまいます。まずは、容量と荷物の関係性を理解することが大切です。
- 荷物を増やさないため
- 荷物を既定の量に抑えるため
- 必要なものを把握して理解するため
この3つがザックの容量が重要な理由です。バイクだと使わないでしょ?ザックなんて、と思うかもしれませんがいえいえザックはバイクこそあった方が楽だと思います。インスタみたいなSNSじゃなくても、映えは重要です。
久しぶりに見ました。懐かしいですね。これがきっかけでバイク免許を取得しましたから。笑
ちょろっとしか出てこないのですがザックが何回か登場しています。ソロキャンプだとソロキャンプって私はギアを楽しむという、一つの要素のために行う行為だと思っています。
なのでギアを楽しむということ、これもソロキャンプの魅力の一つです。ランタンや飯盒などを使うというのは、一見無駄です。しかしその無駄を楽しむのがソロキャンプなので、そういう観点でもザックを選んでいただければと思います。
荷物の量と容量の関係性
ソロキャンプでは、一人分の装備や食料を運ぶため、荷物の量自体は比較的少なくなります。しかし、キャンプのスタイルや滞在期間に応じて必要な装備は変わります。例えば、軽量のキャンプ道具を使う人は小さなザックで済むかもしれませんが、冬キャンプのように防寒具が必要な場合は大容量のザックが必須です。
バイクはスクーターならシート下も使えます。基本的にはギア付きのMTバイクを選ぶ方が多いとは思うのですが、スクーターの場合はそれでもOKです。是非いろいろな収納スペースを上手に活用してください。MTの場合はシートバッグもあると非常に快適に荷物を運べます。
容量が大きすぎるとどうなる?
容量が大きすぎるザックは、荷物が少ない場合に内部で荷物が動いてしまい、バランスが崩れることがあります。また、重いザックを背負うことは体力の消耗につながり、長時間の歩行が必要なキャンプでは大きな負担になります。適度な容量を選ぶことが、体力温存と安全性の向上に繋がります。
しかしここにタナックスのシートバッグなどがあると、非常に便利です。私はヒロシさんの影響で、サイバトロンのザックを持っていますが、このぐらいのザックがあれば非常に便利かなと思います。
容量が小さすぎるとどうなる?
逆に、容量が小さすぎると、全ての必要な装備を収納できないことがあります。装備が不足することでキャンプ中に不便を感じたり、安全性が低下するリスクもあります。例えば、防寒具や食料、水を十分に持ち運べないと、寒さや飢えに苦しむ可能性が高まります。
各ギアも折りたためるものは、コンパクトにする必要があります。収納も重要ですが片付けも重要ということです。
ソロキャンプでのザックの選び方:容量別の解説
キャンプのスタイルや滞在期間に応じて、適切なザックの容量は異なります。ここでは、日帰りキャンプから長期滞在キャンプまで、それぞれのスタイルに最適な容量を解説します。
日帰りソロキャンプにおすすめの容量は?
日帰りのソロキャンプでは、30L以下のザックがおすすめです。軽量な装備を中心に持ち運び、最小限の食料や水をパッキングすることが前提です。特に、食事を外で簡単に調理する場合や、水の補給ができる場所がある場合は、この容量で十分です。
1泊2日のテント泊なら、この容量がベスト!
1泊2日のキャンプでは、30L〜40Lの容量が理想的です。この容量であれば、テント、シュラフ、調理道具など、基本的なキャンプ用品をすべて持ち運ぶことができます。特に、気温の変化がある場合には、追加の防寒具や衣類を持ち運ぶスペースも確保できます。
冬キャンプや長期キャンプには、大容量がおすすめ
冬キャンプや長期キャンプでは、40L〜50Lの大容量ザックが必要です。防寒具や大きなシュラフ、食料の備蓄、さらには冬季の特有の装備(スノーシューなど)を収納するため、この容量が望ましいです。冬は荷物が増える傾向があるため、余裕を持ったザック選びが求められます。
容量別!ソロキャンプにおすすめのザックを紹介
それでは、具体的にソロキャンプに適したザックを容量別に紹介します。各容量の特徴や用途に合わせて、どのザックが適しているのかを確認しましょう。
30L以下: 日帰り、超軽量重視
日帰りのソロキャンプや超軽量装備でのキャンプを目指す方には、30L以下のザックが最適です。コンパクトで軽量なザックは、持ち運びの負担を軽減し、短時間のハイキングや登山にも対応可能です。
ソロキャンプはこの道具で、というギアを楽しむ一面もあります。ラーメンだけを食べに行きたいなど、そういうことをしたい方は30Lぐらいのザックで十分でしょう。
30L~40L: 1泊2日、バランス重視
1泊2日のキャンプでは、30L〜40Lのザックが理想的です。この容量は、軽量さと収納力のバランスが取れており、初心者から中級者まで幅広く対応します。テントや寝袋、簡単な調理器具を収納するスペースも十分に確保できます。
40L~50L: 冬キャンプ、長期キャンプ
冬キャンプや長期キャンプでは、40L〜50Lの大容量ザックが必要です。この容量のザックは、寒冷地でのキャンプや複数日間のキャンプに対応し、大量の防寒具や調理器具、食料を収納できるため、万全の準備を整えることが可能です。
このぐらいの容量になると登山というイメージですね。ソロキャンプだけでなく、登山も楽しむという方は50Lに食材をありったけ詰めて、ヘレナイフなど必要な道具のみ収納するという感じになると思います。
素材選びで快適さが変わる!
ソロキャンプ用のザックを選ぶ際には、容量だけでなく、素材や機能性、背負い心地なども重要なポイントです。ここでは、快適にキャンプを楽しむために注目すべき点を解説していきます。
ザックの素材は、キャンプの環境や季節によって大きな影響を与えます。耐久性や快適性を確保するためにも、ザックを選ぶ際には素材に注目しましょう。
- 耐水性:キャンプでは、急な天候の変化に備えて耐水性のある素材を選ぶことが重要です。特に雨が降る可能性が高い山岳キャンプや冬キャンプでは、撥水加工や防水性能を備えたザックが役立ちます。また、荷物を濡らさないためにレインカバーが付属しているモデルもおすすめです。
- 通気性:夏のキャンプや長時間のハイキングを行う場合、背中に直接触れる部分が蒸れないように通気性の良い素材を選ぶことが大切です。通気性の悪いザックは、背中に汗が溜まりやすく、不快な思いをすることになります。メッシュ素材を使用したザックや、空気が通りやすい背面設計を採用したモデルを選びましょう。
- 重量:ザックそのものの重量も選ぶ際の重要な要素です。軽量なザックは、特に長時間歩くキャンプや山岳地帯での移動において、体力の消耗を軽減します。ただし、軽量化を追求しすぎると耐久性が低くなることがあるため、バランスを考えながら選ぶのが賢明です。
機能性も重要!
キャンプ用ザックには、容量以外にも収納ポケットや背負い心地など、機能性が重要なポイントとなります。どのような機能があると便利かを見ていきましょう。
- 収納ポケット:ザックに複数の収納ポケットがあると、荷物の整理がしやすくなります。特に、すぐに取り出したい小物類(ヘッドランプ、地図、スナックなど)を分けて収納できるポケットがあると、キャンプ中にストレスなく荷物を出し入れできます。また、ザックの外側にストラップが付いていると、寝袋やテントを外付けすることが可能です。
- 背負い心地:長時間背負うザックにおいて、背負い心地は非常に重要です。肩のクッション性や、ヒップベルトのサポート具合が快適さを左右します。特に重い荷物を持ち運ぶ際には、背負ったときにしっかりと体にフィットするザックを選ぶことで、体への負担を軽減できます。
- その他便利な機能:さらに便利な機能として、ハイドレーションシステム(ウォータータンクを収納し、ホースで水を飲めるシステム)や、外付けのマットホルダー、着脱可能なポケットなども挙げられます。これらの機能があると、ソロキャンプをさらに快適に楽しむことができます。
ザックのパッキングの基本
ソロキャンプでは、パッキングが上手にできるかどうかで、キャンプ中の快適さが変わります。必要な荷物を効率的にザックに収納することで、持ち運びやすさと使いやすさを両立させましょう。
パッキングの基本は、重さと出し入れのしやすさを考慮して荷物を配置することです。ザックのどこに何を入れるかによって、重心のバランスや利便性が大きく変わります。
- 重いものは下へ:ザックの底には、重いものを収納するのが鉄則です。テントやシュラフなどの重たい装備は、ザックの底に入れることで重心を安定させ、歩行中のバランスを取りやすくなります。荷物が動かないようにしっかりと固定することも重要です。
- 外側に出し入れしやすいもの:頻繁に使うものや、すぐに取り出したいアイテム(レインジャケット、食料、水ボトルなど)は、ザックの外側やポケットに収納すると便利です。また、地図やコンパス、スマートフォンなどの小さなアイテムも、アクセスしやすい場所にまとめておくとスムーズに取り出せます。
- 防水対策は必須:パッキングの際には、防水対策も忘れずに行いましょう。急な雨に備えて、荷物全体を防水バッグやビニール袋に入れておくことで、装備や衣類が濡れるリスクを防げます。特に電子機器や食料は念入りに防水対策を行うことが大切です。
容量別に合わせたパッキングのコツ
ザックの容量に応じて、荷物のパッキング方法も変わります。ここでは、日帰りから冬キャンプまで、それぞれのパッキングのポイントを解説します。
- 日帰り:日帰りのキャンプでは、最小限の荷物を持ち運ぶことが基本です。軽量でコンパクトな装備を選び、食事や水分補給に必要なアイテムをしっかりと確保しつつ、無駄な荷物は省きましょう。余裕のあるスペースには、予備の衣類や簡単な応急処置キットを入れておくと安心です。
- 1泊2日:1泊2日のキャンプでは、基本装備に加えて、防寒具や食料をしっかりと準備することが求められます。特に夜間の冷え込みに対応できるよう、暖かい寝袋やジャケットを持ち歩くことが重要です。パッキング時には、食料や調理器具を手早く取り出せる場所に配置しておくと便利です。
- 冬キャンプ:冬キャンプでは、防寒具が増えるため、パッキングに工夫が必要です。重たい装備を下に配置し、体温を保つためのアイテム(手袋、帽子、ヒートパックなど)は取り出しやすい場所に収納しましょう。また、冬用の寝袋や厚手のマットを持ち運ぶことが前提となるため、スペースに余裕のあるザックが必要です。
まとめ
ソロキャンプにおけるザック選びは、キャンプのスタイルや期間、季節に応じて変わります。容量はもちろん、素材や機能性にも注目し、自分のニーズに合ったザックを選ぶことが、快適なキャンプ体験の鍵となります。
ザックの容量が大きすぎても小さすぎても問題が生じるため、適切な容量を選ぶことが大切です。また、荷物のパッキングやザックの背負い心地にも注意を払いましょう。最終的には、自分自身のキャンプスタイルに最も合ったザックを選び、楽しいソロキャンプを満喫してください。
私はサイバトロンのバックパックを使っていますが、似ているアイテムをDD Hammocks社から見つけました。自然と馴染む色というのは悪くないなと思います。ソロキャンプであればまたこういうバッグに、必要なアイテムを詰めていこうかなと思います。