グロムの何がつまらないと言われるのか?デメリットを徹底解剖
グロムが「つまらない」と感じられる主な理由は、走行性能やデザイン、維持費、カスタム性など、複数の側面に分かれています。結論から言えば、グロムの評価は「用途や期待値によって大きく変わる」バイクです。
なぜ新型グロムは売れていないのですか。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 初代グロムが惜しまれつつ終了して新型グロムが登場しましたが。 ですが新型グロムは初代グロムのような人気者になれていませんが。 よく分からないのですが。 ハンターカブやクロスカブが大人気なのになぜ新型グロムは不人気なのですか。 と質問したら。 ブサイクだから。 5速になって乗りやすくなったのになぜですか。 BMWミニは大きくなって大人気ですが。 それはそれとして。 モンキー125てフルモデルチェンジしないのですか。 確かにモンキー50は長寿モデルでしたが。 ですが旧ミニも長寿モデルでしたがBMWミニは定期的にフルモデルチェンジしていますが。 モンキー125は不人気を打破するためにフルモデルチェンジしないのですか。 余談ですが。僕はモンキー125のが好みです。
引用元:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12252048302
今回はこんな意見があったので、この投稿をメインにお答えしていこうという記事になっています。街乗りやカスタムを楽しみたい方には支持される一方、パワーや刺激を求める方には物足りなさを感じさせることがあります。このバイクに関しては本当に「どのシチュエーションで乗るか?」次第だと思っています。
2023年モデル以前のグロムは確かに乗りにくくて、ライダーから不満の声が多数出ていました。その一つが振動です。とてつもない振動が地面から来てしまうので、ライダーはかなりカスタムを施すのに費用が莫大にかかっていました。
しかし最新モデルになってからその不安要素は減りました。バイクで旅をするときも、一般道を走るのであれば日本一周だってできると思うし、旧型からかなり進化した様子を見せています。ということでグロムに飽きるという方の意見を参考にしながら、グロムで走るのを楽しそうと思っていただけるような記事を書いていこうと思います。
項目 | スペック内容 |
---|---|
車名・型式 | ホンダ・8BJ-JC92 |
全長×全幅×全高(mm) | 1,760 × 720 × 1,015 |
ホイールベース(mm) | 1,200 |
最低地上高(mm) | 180 |
シート高(mm) | 761 |
車両重量(kg) | 102 |
乗車定員(人) | 2 |
最小回転半径(m) | 1.9 |
エンジン型式・種類 | JC92E・空冷4ストロークOHC単気筒 |
総排気量(cc) | 123 |
ボア×ストローク(mm) | 50.0 × 63.1 |
圧縮比 | 10.0 |
最高出力 | 7.4kW(10PS)/7,250rpm |
最大トルク | 11N・m(1.1kgf・m)/5,500rpm |
燃料消費率(定地燃費値) | 63.5km/L(60km/h・2名乗車時) |
燃料消費率(WMTCモード) | 68.5km/L(クラス1・1名乗車時) |
燃料供給装置 | 電子制御燃料噴射装置(PGM-FI) |
始動方式 | セルフ式 |
点火装置形式 | フルトランジスタ式バッテリー点火 |
潤滑方式 | 圧送飛沫併用式 |
燃料タンク容量(L) | 6.0 |
クラッチ形式 | 湿式多板コイルスプリング式 |
変速機形式 | 常時噛合式5段リターン |
変速比(1速~5速) | 2.846 / 1.777 / 1.315 / 1.034 / 0.843 |
減速比(1次/2次) | 3.040 / 2.533 |
キャスター角/トレール量 | 25°00′ / 81mm |
タイヤサイズ(前/後) | 120/70-12 51L / 130/70-12 56L |
ブレーキ形式(前/後) | 油圧式ディスク / 油圧式ディスク(前輪ABS付) |
懸架方式(前/後) | テレスコピック式 / スイングアーム式 |
フレーム形式 | バックボーン |
メーカー希望小売価格 | 385,000円(消費税10%込) |
製造国 | タイ |
一応新型グロムのスペックです。車重が102㎏しかないというのは、ハッキリ言ってデメリットとも言えるし、メリットとも言えます。走りのパワー不足と言っている方は、この車重で何のパワーを求めるのでしょうか。笑
ということで今日はこの流れで記事を書いていくのですが、結論としてはレーシング仕様で使うようなパーツをいかに上手に組み合わせて、あなたのグロムに組み込むか?で街乗りでも使えるしコーナリングが多い市街地でも走れますと思っていただければいいなと思います。
デザインがつまらないと感じる?グロムの魅力と限界
グロムのデザインは、個性的でコンパクトなフォルムが特徴です。
「見た目が可愛い」「街で目立つ」といった声が多い一方で、長く乗っていると「シンプルすぎて飽きてしまう」という意見も散見されます。これは、グロムがミニバイクというジャンルに属しており、デザインの主張が強すぎず、飽きやすいと感じる方が一定数いるためです。
また、カスタムパーツが豊富に流通しているため、見た目に変化をつけやすいものの、「カスタムし尽くしてしまうと新鮮味がなくなる」と感じるケースもあります。「最初は新鮮だったけど、1年も乗ると刺激が減ってきたな…」というユーザーの声が、その実態を物語っています。
一方で、シンプルなデザインだからこそ、長く愛せるという意見も根強く、デザインの評価は好みやライフスタイルによって大きく分かれます。
走行性能に不満?
グロムの走行性能については、「街乗りでは十分だけど、パワー不足を感じる」という評価が多く見られます。
125ccという排気量の制約上、高速道路は走行不可であり、長距離ツーリングやスピードを求めるユーザーには物足りなさが残ります。
「信号ダッシュは軽快だけど、坂道や2人乗りだと加速が鈍い」「大型バイクのような迫力ある加速感は期待できない」という声が代表的です。また、足回りはしっかりしているものの、純正タイヤのグリップ力やブレーキのフィーリングに不満を持つユーザーも一定数存在します。
「峠道では軽快に曲がれるけど、直線の伸びはイマイチ」「ワインディングは楽しいが、パワーがもう少し欲しい」といった意見が、グロムの走行性能の“リアル”を物語っています。パワー不足を感じたら下記の商品に交換をしてしまうのも一つの手段です。
グロムのパワーアップの手段は結構多いようなので、これ以降で紹介しきれていない商品も紹介していきますね。
維持費は本当に高い?
グロムの維持費は、一般的なバイクと比較して非常にリーズナブルです。燃費は50~70km/Lと驚異的で、ガソリン代を大幅に抑えることができます。税金や保険料も原付二種クラスのため、年間コストは最小限。
ただし、カスタムにハマると「気づけばカスタムパーツ代が高額に…」という落とし穴も。
「ノーマルだと維持費は安いけど、カスタムに凝りだすと財布が軽くなる」というオーナーの実体験が、現実的な維持費のイメージを与えてくれます。
グロムは762㎜と意外と車高も高いんですよね。なので最初から維持費の節約として、シートを交換してしまうのもいいと思います。どのぐらい走りが快適になるかは想像できないのですが、もしツーリングをグロムで行うという方がいたらその方がいいと思います。
街中で走っている姿を見たことがあるのですが、結構グロムは速いのでそれに応じた振動も多く下から来るのではないかと想像しています。なので足つきはよくしておいてなるべく停車時の負担を減らすといいと思います。
カスタムしても面白くない?カスタムの方向性と注意点
グロムはカスタムパーツが豊富で、自分好みにアレンジできる点が大きな魅力です。しかし、「カスタムしても結局はパワー不足が解消されない」「外観を変えても走りの刺激が増すわけではない」と感じる方もいます。
カスタムの方向性を誤ると、費用ばかりかかって満足感が得られないことも。「カスタムに30万円かけたけど、結局ノーマルの良さに戻った」という経験談もあり、カスタム沼にハマりすぎると本来の楽しさを見失いがちです。一方で、カスタムを通じて「自分だけの1台」を作り上げる喜びを感じる人も多く、カスタムの楽しさや満足感は個人差が大きい分野です。
ここまで紹介した商品でパワー不足を感じるという方がいたら、フィルターなどにも気を使うといいように感じます。SP武川さんから出ているパワーフィルターを使ってみたことがあるのですが、非常に吸引力も高く吸気系のパワーを底上げしてくれます。これだけで結構パワー不足を解消することに繋がりやすくなるので、フィルターの交換はある程度走ったらやってみてもいいと思います。
グロムカップというレースの楽しみ方
あとグロムにはグロムカップという、サーキットで走れるレースがあります。こういうのも魅力なのでグロムをまたカスタムして、速くしていくというのは一つの楽しみじゃないかなと思います。
また速いなかでコーナリングをいかにスムーズに走るか、どういったカスタムを施せばいいか?と考えれば、それが一般道で走るのに、非常に役立つカスタム術に変身します。それも自分オンリーのカスタム方法を手に入れることが可能なので、本気でバイクにのめり込みたい人もレースで優勝する一つの選択肢としてグロムを選ぶのもいいと思います。
こういう感じのレースです。意外と本格的ですごいなとは思うのですが、こう考えてみるとグロムの5速化はさほど悪くもないように思えます。グロムはレーシングでも走れる使用ならば、峠なども十分走ることが可能ではないかなと思います。
パワー不足という意味ではもっとやることがあるのですが、安定したコーナリングや一般道も走ることを考えている人なら、サスペンションのスプリングなども交換してしまうといいと思います。このバイクは私の個人的な主観ではあるのですが、カスタムを施せば施すほど自分好みのバイクになるのではないかなと思っています。
こういうところはスクーターにはあまりない魅力だと思うので、自分がどこを重点的に走るのか。優勝を目指しているのか、街乗りのみ行いたいのかというのでセッティングを考えてみてください。
まとめ
グロムが「つまらない」と感じるかどうかは、ユーザー自身の期待や用途、そしてバイクライフに何を求めるかによって大きく異なります。しかしカスタムを施していると、その性能はより本格的になり本当のグロムの姿が出てくるのではないかと思います。
デザインなどを言ってはキリがないのですが、エンジンなどは単気筒らしいエンジン音で非常にいいのではないかなと思います。問題なのはやはり車重かなと思います。それによりパワー不足は否めない感はあるので、ここを解消したい方はいくらでもカスタムするという気構えでいた方がいいと思います。
ノーマルでどうしても乗りたいんだ!というこだわりが逆に強い方なら、正直に言うと250㏄以上のバイクを検討してみた方がいいんじゃないかなと思っています。そうすればノーマル装備であっても全然問題なく乗り回せるので、そちらの方が楽しめると思います。
グロムはボアアップキットもあるはあるのですが、2025年の新モデルに対応しているかが不明なのと。ミニバイクなので高速なんて乗れたら逆に危ない可能性も高いです。そういった用途も考えつついいバイクを自分で選んでいただければと思います。
グロムをより本格的に楽しく乗りたい方は、やはりタイヤも重要じゃないかなと思います。街乗りやバイク旅を検討している方がいたら、私だったらこのタイヤに変えますねというのを最後にご紹介して終わりにしようと思います。新型グロムで楽しい旅ができるよう、この記事が参考になっていただければ嬉しく思います。
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