ツーリング1日の走行距離、どれくらいがベスト?
ツーリングの1日あたりの走行距離は、初心者からベテランライダーまで、さまざまな要素に左右されるため一概に「〇キロが最適」とは言い切れません。
ライダーの体力やバイクの種類、走行する路線、そして天候によって適切な距離は大きく変わります。これらの条件を踏まえた上で、無理のない距離を設定することが、ツーリングをより楽しく安全なものにする鍵となります。

一日のバイクのツーリングの距離を決めるのは、私はあなたの体力でもバイクの性能でもないと思っています。あなたが今身に着けているバイクウェアそのものではないかなと実は思っています。
しかし当然バイクの性能も高い方がいいです。
燃費も高くある程度速度も出るスーパーカブやハンターカブはその筆頭ですし、かといって250㏄は燃費が悪いだけなのか?と言われると意外とそうでもないです。今日はツーリング一日300㎞以上はきついのか?ということを、体力などを考えながら実際にやってみた感想を書いていこうと思います。
実際に300kmツーリングを走った人のリアルな声
300kmという距離は、数字だけを見ると「いけそう」に感じますが、
実際に走ってみると印象は人によって大きく変わります。
よく聞く声をまとめると、次のような傾向があります。
- ツーリング初心者
→ 200kmを超えたあたりで集中力が切れ、後半がかなりきつい - 月1〜2回走る人
→ 休憩をしっかり取れば300kmは問題なし - ロングツーリング慣れしている人
→ 高速併用なら300kmは「余裕」、下道のみだとやや疲れる
特に多いのが、
「距離よりも“走り方”で疲労度が全然違う」
という声です。
信号が多い下道だけで300km走るのと、
高速道路をうまく使って300km走るのとでは、体の疲れ方がまったく異なります。
排気量別|無理なく走れるツーリング距離の目安
同じ300kmでも、バイクの排気量によって体感は大きく変わります。
| 排気量 | 快適な距離 | 解説 |
|---|---|---|
| ~125cc | ~150km | 振動・速度の関係で疲れやすい |
| 250cc | ~250km | 下道中心だと300kmはややキツい |
| 400cc | ~300km | 高速併用なら余裕が出る |
| 600cc以上 | ~400km | 体力より集中力が重要 |
特に125cc〜250ccクラスは、
「距離」よりも「走行時間」によって疲労が蓄積しやすいため、
✔ こまめな休憩
✔ 無理に距離を伸ばさない
✔ 日没前に帰る
この3点が重要になります。
300kmツーリングを楽にするための現実的な対策
「体力に自信がないから無理」と感じている人でも、
装備を少し変えるだけで驚くほど楽になります。
■ お尻の痛み対策(最重要)
長距離で一番多いのが「お尻が限界問題」です。
👉 対策
・ゲル入りシートクッション
・低反発タイプのシートパッド
これだけで体感疲労はかなり変わります。
長距離走行では、距離だけでなく眠気対策も重要です。
実際、ツーリング中の事故原因で多いのが集中力の低下です。
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長距離ツーリングで一番多い悩みが「お尻の痛み」です。
実際、300kmを超えると体力より先にお尻が限界になるケースがほとんど。
その対策として人気なのが、ゲル入りのバイク用シートクッション。
純正シートのままでも装着でき、振動と体重の分散で疲労を大きく軽減してくれます。
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■ 風対策(疲労の8割は風)
高速走行で地味に効いてくるのが風圧。
👉 対策
・スクリーン装着
・防風インナー
・ネックウォーマー
特に首と胸に風を受け続けると、想像以上に体力を消耗します。
実は、長距離で体力を奪う一番の原因は「風」です。
とくに首元と胸元が冷えると、想像以上に消耗します。
防風インナーやネックウォーマーを使うだけでも、
300km走行時の疲労感は大きく変わります。
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■ 休憩の取り方を変えるだけで楽になる
おすすめはこのペースです。
50〜70km走る
10〜15分休憩
水分補給+軽く体を伸ばす
「疲れてから休む」ではなく
「疲れる前に休む」が長距離のコツです。
👉 一日300㎞走破するツーリングのおすすめ休憩スポットはこちら
300kmは「無理」ではないが、準備なしではきつい
結論として、
300kmツーリングは決して無謀な距離ではありません。
ただし、
・バイクに合っていない装備
・休憩なしの走行
・風対策ゼロ
この状態だと、誰でも「もう無理…」と感じます。
逆に言えば、
✔ 休憩を意識する
✔ お尻と風対策をする
✔ 無理のないペースで走る
この3つを押さえるだけで、300kmは「ちょうどいい達成感のある距離」になります。
これからロングツーリングに挑戦する方は、
まずは装備を少し整えるところから始めてみてください。
1日の走行距離を決める要素
1日の走行距離を決める際、体力やバイクの種類、路線、天候などの条件を考慮することが大切です。これらの要素が適切であれば、疲労を軽減し、安全で快適なツーリングが可能です。
クシタニのウインターグローブ徹底比較!サイズ感などを徹底インプレ – ポレポレ日記
そこに一つ付け加えるなら優秀なバイクウェアが重要だと思っています。私はバイクウェアならクシタニは一つ加えることにしています。そういうバイクウェア選びも、是非体力づくりと一緒に行ってください。
体力別:初心者、中級者、上級者で異なる走行距離
ライダーの経験や体力に応じて、1日に走行する距離は異なります。初心者は100〜150km程度が目安です。中級者であれば200〜300kmが一般的で、上級者の場合は300km以上の距離も可能ですが、無理をしない範囲で設定することが重要です。
ウーバーイーツなどをやってみると100㎞ぐらいは絶対に走るので、それを基準にどのぐらいのツーリングをするか?を決めてもいいと思います。ウーバーイーツと固有名詞を出しましたが、この辺はバイクに乗るきっかけがあれば何でもいいです。

バイクの種類別:大型バイク、中型バイク、小型バイクで異なる走行距離
バイクのサイズによっても、走行距離の適切な目安は異なります。大型バイクは安定性が高く、長距離向きですが、小型バイクはエンジン負荷がかかりやすく、200km以内を目安にすると良いでしょう。
バイクから白い煙が出たり、夜にもやが出ているのを見かけたら、少しバイクを休ませることも検討してください。軽二輪のバイクだとそういうこともあると思うので、その場合は250㏄のバイクの購入も検討してください。高速道路に乗るとか日本一周をしてみたいとか、そういう旅なら250㏄以上のバイクがいいと思います。
それでなく原付二種にこだわりがある方は、スーパーカブなどの燃費モンスターのような頑丈なバイクを選んでください。PCX160で名古屋まで500㎞走ってみましたが、結構きついと思いました。バイク選びは本当に重要だと思っています。
PCX160だととにかく長距離移動に、耐性がそれほど高いとは思えないです。軽二輪で160㏄ぐらいのバイクは、やはり2,3区間高速道路に乗るような仕様だと思っています。名古屋まで行くようなツーリングを行うなら、400㏄以上のバイクを担ぐ方がいいかもしれないですね。
ついでにクルコン付きのバイクがいいのですが、400㏄ですらそんなバイクあると聞いたことがありません。自分でスロットルアクセルを取り付けるといいと思います。
路線状況別:高速道路、下道、山道で異なる走行距離
高速道路ではスムーズに移動できますが、下道や山道は体力消耗が激しく、適切な休憩が求められます。特に山道では、慣れないカーブの連続が疲労を増すため、距離は控えめに設定するのが安全です。
高速道路と下道なら当然高速道路の方がいいと思います。ただし天候などを気にしながら、大雨注意報なども気を付けてください。私はこの間B+COMのインカムを買いましたが、今後これをバイクのヘルメットに装着して、ラジオで天候や渋滞情報を拾っていくことになると思います。
天候別:晴れ、雨、風で異なる走行距離
晴天時は比較的安定して走れますが、雨や風が強い日には視界が悪く、バランスを崩しやすい環境になります。そのため、雨天時や強風時のツーリングでは、通常の半分ほどの距離を目安にすると無理がありません。
私が大雨に静岡で高速道路で直面した時、車間距離を取りながら大型トラックのテールランプを頼りに、道がズレないように走ったというものです。こういう経験も重要になるので、必ずレインウェアなどは丈夫なものを選んでください。
クシタニなどは高いのですが、それぐらい品質に優れている表れと思ってください。私は売りたいからクシタニを売るのではなく、バイク乗りなら手や足、体のどの部分かには、クシタニを入れるようにしています。そのぐらいクシタニはオールシーズン身に着けられるアイテムも多いです。
安全で楽しいツーリングのための走行距離の目安
楽しく安全なツーリングにするためには、無理のない距離設定が基本です。初心者から上級者まで、それぞれのレベルや環境に合わせて調整しましょう。
- 初心者におすすめの1日の走行距離:初心者ライダーには、100〜150kmをおすすめします。慣れていないと想像以上に疲れることが多く、無理なく安全に帰宅できる距離が目安となります。少しずつ経験を積み、距離を伸ばしていくと良いでしょう。
- 長距離ツーリングを楽しむためのコツ:長距離ツーリングの際には、早めに出発し、道中でこまめに休憩を取ることが大切です。また、行きたいスポットを事前にリストアップし、休憩も兼ねて観光地に立ち寄ることで気分転換にもなります。
- 疲労軽減のための休憩方法:疲れを感じたら、無理せずに休憩を取るのが基本です。景色を眺めたり、軽いストレッチを行ったりすることで、体の負担を軽減できます。特に長距離の場合、1〜2時間ごとに10分程度の休憩を取ると良いでしょう。
あとツーリングは疲れとの闘いです。バイクは排気量が高ければいいとは限りません。必ず休憩をSAやPAで取るのと、ストレッチなどは絶対に行ってください。栄養を取ることも忘れずに。

1日の走行距離を計算する便利なツール紹介
走行距離の計算には、便利なツールを活用することで計画が立てやすくなります。スマホアプリや専用サイトを使えば、目的地までの距離や所要時間も簡単に確認できます。
- スマホアプリで簡単に計算:Googleマップなどのスマホアプリを活用すると、目的地までの最短ルートや所要時間、距離が一目でわかります。さらに、経由地を設定することで、計画的に休憩を取りながら走行できます。
- ツーリング計画サイトを活用:ツーリング向けの計画サイトでは、走行距離やおすすめルートを提供しているものも多く、計画段階からシミュレーションしやすくなります。たとえば「ツーリングマップル」などが、具体的な距離とともに観光地情報も掲載しており、活用価値が高いでしょう。
- スマートモニターの活用:というかドラレコでもいいのですが、スマートモニターも持っていていいと思います。USBに繋ぎたければそれでもいいですし、バイクに直接取り付けてもいいと思います。
スマートモニターをつないでおいて、スマホと連動させておくのもいいと思います。Google Mapsもそれならスマホをいちいちバイクのスマホホルダーにつけていなくても、問題なく使えるようになります。スマホの盗難対策にもなっていいと思います。
ツーリング1日の理想的なルート作成のコツ
ツーリングの満足度を高めるためには、事前にルートをしっかりと作成することが欠かせません。目的地やテーマを明確にし、立ち寄りたい場所をリストアップしてルートを組むことで、効率よく回れます。
- 目的地を決める:目的地を決める際は、「どこで何をしたいか」を意識するとルートが立てやすくなります。ツーリングのテーマを決め、観光スポットや立ち寄りたいエリアを明確にしましょう。
- ツーリングのテーマを決める(温泉、グルメ、絶景など):「温泉でゆっくり」「地元のグルメを楽しむ」「絶景スポットを巡る」など、テーマを決めておくと、無駄なくスムーズなツーリングが実現します。テーマに沿って寄り道を計画することで、一層充実感のある旅になります。
- 行きたい場所をリストアップする:目的地周辺で行きたい場所や施設をリストアップすることで、行き先がはっきりし、計画が立てやすくなります。ツーリング中に急な予定変更が必要になっても、リストがあれば安心です。
ルートを作成する
地図アプリやツーリング計画サイトを活用することで、スムーズなルート作成が可能です。時間や距離を確認しながら最適なルートを設定しましょう。
GoogleMapsの使い方については、こんなものがあるとは知りませんでした。私はよくYahoo!カーナビを使っているのですが、こういうものに関してはいろいろあると思うので、自分の使いやすいものを選んでください。
- 地図アプリを活用したルート作成:地図アプリでは、出発地点から目的地までの最短ルートや複数の経由地を指定でき、距離や所要時間を簡単に確認できます。特にGoogleマップは渋滞情報も反映され、便利です。
- ツーリング計画サイトを活用したルート作成:ツーリング専用のサイトには、ツーリングに適したルートや観光情報が網羅されており、初心者から上級者まで幅広く活用できます。経験豊富なライダーのレビューも参考になるため、効率的なルート作成ができます。
- 地図アプリの指操作のしやすさ:意外と感じるかもしれませんが、スマホの指操作はとても重要です。動画でGoogleMapsの使い方を身に着けて、優秀なグローブをシーズンごとに使い分けてください。
ダブルタップして指一本で拡大縮小できる技が上記の記事では紹介されているのですが、これは毎日バイクに乗る方がいたら、ちょっとデメリットなんですよね。いちいちグローブを外してやらないといけないの?という感じになってしまうので、そういう場合はペンなどを使った方が早いんじゃないかなと思います。
👉 一日300㎞のツーリングを少しでも快適にするGoogleマップ術はこちら
この辺はグローブでやるかどうかは各ライダーの好みがあるのですが、頻繁にバイクのモニターを触る方ならペンも検討していいと思います。高速道路などでは当然使えませんが、一般道であればスマホに付いた雨粒もさっとふける便利なアイテムです。
ルート作成時の注意点
ルート作成時には、トラブルを未然に防ぐための準備が重要です。渋滞や工事情報の確認、休憩場所の設定、緊急時の連絡先の準備を怠らないようにしましょう。
- 渋滞や工事情報を事前に確認する:事前に渋滞情報や工事区間をチェックしておくことで、無駄な時間を避けられます。道路情報サイトや交通情報アプリを活用すると、リアルタイムで確認できます。
- 休憩場所を事前に決めておく:休憩を計画的に取り入れることで、疲労を軽減し、集中力を保てます。特に、コンビニや道の駅などを事前にリストアップしておくと、安心してツーリングを楽しめます。
- 緊急時の連絡先を準備しておく:もしもの時に備え、緊急連絡先や身近な人への連絡方法を準備しておきましょう。また、バイクの故障に備えてロードサービスの連絡先もメモしておくと安心です。
基本的にはGoogle Mapsでいいと思うのですが、ツーリングサポーターみたいな有料のアプリも悪くないと思います。バイクが通れない通路も検索して出してくれますし、その点はGoogleMapsにはない機能なので下手なバイクナビより有能だと思います。
ルート作成はこういうアプリを利用して、作ってしまうのもいいと思います。Google Mapsは時間指定の歩行者専用道路までは計算してルートを作らないような感じがするので、私はYahoo!カーナビに頼っています。
天候の変化に対応する
天候の変化はツーリングに大きな影響を与えます。備えを万全にし、急な変化にも対応できるようにしておきましょう。
グリップヒーターの装着
最近友達がグリップヒーターを取り付けたんですよね。グリップヒーターって真冬だけかと思うかもしれませんが、突然の雨に大いに役立ちます。
- 真冬ではないけど肌寒い日
- 大雨が突然降ってきた日
- 豪雨で服が雨に濡れた日
こういう日は確実に手も凍えるほど寒くなります。しかしそういう日にグリップヒーターがあると、手だけは暖められるので非常に便利なアイテムです。最近取り付けもACC電源から簡単に取り付けが行えるグリップヒーターが出てきました。
その記事を見つけてきたのでご紹介しておきます。取り付けからぬるいときの注意点まで網羅されているので、私は正直わかりやすい記事だなと思いました。実際に私もこの記事を参考にしながら取り付けたら、ぬるいなどのトラブルもなくしっかり取り付けまで行えました。

レインウェアの携帯
雨の可能性がある場合は、レインウェアを用意しましょう。突然の雨でも快適に走行を続けられます。レインウェアもいろいろあるのですが、もしクシタニの製品がどうしても高いというなら、別のレインウェアを用意しておくといいと思います。
クシタニ、クシタニうるさいな~と思う人がいるかもしれませんが、そのぐらい品質に長けているのでどこ部位かには一枚持っておくといいと思います。
防寒着の携帯
特に朝晩の冷え込みに備え、防寒着を持参すると良いでしょう。体温調整ができることで、快適なツーリングが楽しめます。これに関してもいろいろ意見があるように感じています。
私はワークマンのFind-outというブランドの防風ジャケットを身に着けています。後々クシタニのミッドジャケットも購入しようと思っていますが、防風ジャケットに関しては一枚インナーとして着ておくといいと思います。
バイクの防寒とは風のことだと思っています。
バイクの排気量によって高速道路が走れます。126cc以上のバイクは高速道路が走れるので、走行風による寒さによる疲れの軽減は必須です。この間ワークマンの防風ジャケットを身に着けて走ったのですが、走行風による風の冷たさは感じなかったように思います。
今度クシタニのミッドジャケットを購入しようと思っていますが、こちらとどう変わっていくのか?というのを自分で身に着けて感じてみようと思います。
これからロングツーリングを考えている方は、装備選びも重要です。
実際に使ってよかったアイテムはこちらでまとめています。
👉 ツーリング装備はこちらでまとめています
まとめ
ツーリングの1日あたりの走行距離は、個々の体力やバイクの種類、路線、天候によって異なります。無理のない距離設定と、事前の計画がツーリングを充実させる鍵です。計画時には、距離だけでなくルートやトラブル対策も考慮して、楽しく安全なツーリングをお楽しみください。
- グリップヒーター
- レインウェア
- 防寒着
この3つはツーリングに持っていくといいと思います。あと最近使ってみてすごくよかったアイテムがあるので、ご紹介しておきます。今までパンツで非常に悩んでいたのですが、最近防寒と防風をしてくれるインナーパンツを見つけました。これが結構キンキンに冷えている空気でも、バイクをある程度快適に走らせてくれるパンツなのです。
これほどいいとは思わなかったので、これはご紹介しておかなければと思いました。真夏をバイクで走るときは話が違ってくるのですが、真冬もバイクで一日ツーリング300㎞を走ると運動をいくら頑張っても、暖を取るのが難しくなります。バイクの上では全く動かないので、少しでも着るもので体温調整を行ってください。ツーリング一日300㎞の疲れを軽減する一つの参考にしてください。