バイクグリップ交換で得られるメリット
今年はグリップヒーターをどうするか?っていうことなのですが、どうしようかなぁと悩んでいます。
この話はバイクグリップの話ですが、私はグリップを変えるときはグリップヒーター一択です。つまり真冬にこれをどうするか?というぐらいの話です。しかし人によっては個性的なグリップも欲しいという方もいると思うので、今日はバイクグリップの話を徹底的にしようと思います。
結構悩みなのですが寒さがネックになるんですよね。今週から気温が上がるそうですが、私は24時間の気温を考えてみると、寒いと思っています。なのでワークマンでこの間買ってきた上着は必須になります。
快適なライディング体験
握り心地の向上
バイクグリップ交換を行うことで、ライダーが直接触れる握り心地が大きく改善されます。標準のグリップは万人向けに設計されていますが、実際には手の大きさや握りの強さは個人差があり、一概に「最適」とは言い難いものです。そこで、自分の手に合った柔らかさや形状のグリップに交換することで、操作感が向上し、快適なライディングが可能になります。
私はrizomaというメーカーの製品を見たときから、PCXにこれをどこかでも取り付けられればいいのにな~とい思っています。今度買ってみて、試してみようかなと思いました。高級感があって、バイクに乗っていてもテンションが下がらないですし、真冬にも乗るならハンドルグリップからでもテンションが上がる方がいいですね。
長距離走行の疲労軽減
また、適切なグリップ選びによって長距離走行時の疲労を軽減できます。長時間の運転で手にかかる負担は意外と大きく、特に硬めのグリップだと振動が直接伝わりやすく疲れを感じやすくなります。そこで、振動を吸収しやすいゲルタイプやゴム素材のグリップに交換することで、ライディング時の疲労が軽減され、快適な走行が可能になります。
あとグリップ自体の交換に目が行きがちですが、レバーラップというアイテムも取り付けておいた方がいいですね。グリップから伝わる冷たさを遮断してくれますし、何より通年使うことができるので取り付けておくといいと思います。
安全性の向上
滑り止め効果で安心運転
グリップ交換によって滑り止め効果を高めることができ、特に雨の日や手汗をかきやすいライダーにとって安全性が向上します。標準のグリップでは滑りやすさを感じる場合でも、ゴム素材や特定の滑り止め加工が施されたグリップに交換することで、確実に手が滑りにくくなり、ハンドルの操作も安定します。
グリップの寿命を延ばす
頻繁に使用するグリップは、長期間使用することで摩耗し、滑りやすくなったり握り心地が悪化したりします。新しいグリップに交換することで、手の負担が軽減されるだけでなく、グリップ自体の寿命も延ばすことができます。特に、高耐久素材を選ぶと、長期間にわたって快適な握り心地を保つことが可能です。
ソフトグリップというアイテムも、PCXのようなスクーターには取り付けた置いた方がいいですね。グリップは消耗品なのですが、だからと言ってグリップヒーターのグリップが擦り切れては話が違っていきます。
グリップも消耗品ではあるもののグリップヒーターを取り付けると、また専用のグリップヒーターを買わないといけないので、絶対に一つ付けておきたいアイテムです。
カスタムの楽しさ
愛車を自分好みに
グリップ交換は、バイクの外観をカスタマイズする楽しさも提供します。自分のスタイルや好みに合わせてグリップを選ぶことで、愛車に独自の個性を加えることができます。グリップの色やデザインにこだわることで、オリジナルのバイクに近づけられるのが魅力です。
私だったら純正のグリップに、やっぱりラップチューブを巻き付けるかなと思います。これは好みもあるとは思うのですが、私だったらバイクと繋いでグリップヒーターを付けるのと、毎日バイクに乗っている状態なのでなるべくグリップの摩耗を抑えたいと思います。
そうなったときラップチューブはとても便利なアイテムであり、色も結構豊富にあるので気分で変えることも可能です。
個性的なバイクに
自分だけの個性を持たせるカスタムとして、グリップの交換は手軽に始められる方法です。派手なデザインや目立つカラーのグリップを選ぶことで、他のバイクとは一味違う個性的なスタイルに仕上げることができます。
グリップで個性を出したいと思う人は、それほど多いのかなというのが私の感想です。いるとは思うのですが、私はやっぱり快適性を求めてしまうので、どうしてもラップチューブみたいなものを巻きたくなりますね。グリップヒーターは巻き付け式であればあるほど、操作性は悪くなりがちです。
そうなったときやっぱりラップチューブみたいなものを巻いておけば、グリップ自体も摩耗しませんし擦り切れて電熱が通らなくなるといった不安も減っていきます。チューブなので防水対策にもなって、ずーっと暖かさが持続します。
グリップ交換で準備するもの
新しいグリップ
交換する際には、まず自分のバイクや手のサイズに合った新しいグリップを準備します。素材や太さ、デザインなどをしっかり確認して選ぶことが大切です。
私だったらrizomaのグリップを試してみたいなと思いますが、それ以外ならグリップヒーター一択ですね。わざわざグリップを変える理由はないので、私だったらこの辺はいじらないです。グリップヒーターを交換する手順は動画に載せておきますので、ご自身でやる方はその動画を参考にしてください。
バイク屋さんに任せると、工賃込みで大体15,000円程度だったように思います。バイク屋さんも時間がないときがあるので、アポを取って日程を合わせてください。夕方にバイクを持っていくと間に合わないと帰される可能性があります。
必須工具1:グリップボンド
新しいグリップをしっかり固定するために専用のグリップボンドが必要です。これを使用することで、走行中にグリップが緩むことを防ぎ、安全性が向上します。
ネジロック材とも呼ばれると思うのですが、バーエンドをまず取り外さないといけないので、必ずネジロック材でガチガチに止まっている場合があります。逆に言えばグリップボンドを取り付けてしまえば、簡単に外れるなんて不安はないです。
グリップボンドも用意しておき、必ずグリップを装着したときに一緒に張り付けてください。
必須工具2:パーツクリーナー
古いグリップを取り外す際や、ハンドルバーをきれいにするためにパーツクリーナーを用意しておくと便利です。油や汚れを落とすことで、ボンドの接着力が安定します。
パーツクリーナーをバーエンドを外したグリップの隙間から、一気に吹きかけることでグリップが外れます。カッターで切ってしまう方法もあるのですが、ハンドルバーが傷つく恐れがあります。なのでカッターでやる方は慎重に作業をしてください。
しかしいずれにしてもパーツクリーナーをグリップの中に吹きかける必要があるので、パーツクリーナーも一緒に用意しておきましょう。
必須工具3:ドライバーなど
グリップを取り外すための工具として、マイナスドライバーが役立ちます。ドライバーを差し込んで少しずつこじ開けることで、グリップを取り外しやすくなります。
ホンダはプラスドライバーじゃないと無理だと思うので、これも様々なネジタイプに合わせられる電動ドライバーを用意しておいてください。小さなものじゃなくて大きなものを選ぶ方がいいと思います。
あった方がいい工具1:ウォーターポンププライヤー
私はバーエンドを無理やりこれでこじあけました。おかげで純正のバーエンドは傷ついてしまいましたが、ネジロック材が硬すぎる場合はウォーターポンププライヤーで無理やり回してしまうのも一つの手段です。
しかし純正品を傷つけたくない、また使う可能性もある。こういう方はウォーターポンププライヤーでバーエンドを回してしまうと、バーエンド自体が傷ついてしまいます。ほぼ100%です。
なので純正品をまた使う可能性がある方は、ウォーターポンププライヤーでバーエンドをこじ開ける方法はやめた方がいいかもしれません。もともと水回りのトラブルに使用するアイテムなので、バイク専用工具ではありません。
あった方がいい工具2:バーナー
これは場所を選んでしまいますが、ネジをバーナーで炙ってネジロック材を溶かすという場合に使用します。
バーナーは他のカスタムでも結構使えるので、一つ持っておくといいと思います。ただし火気厳禁の場所では絶対に使用しないようにしてください。大丈夫な場所だったとしても周囲がうるさそうな場合は、使用する場所を変えてください。
グリップを変えるのにバーエンドを開ける必要があるだけなので、料理用のバーナーで全然OKです。
あった方がいい工具3:インパクトドライバー
電動工具があれば絶対に必要である、とは言い難いのがこのインパクトドライバーです。
しかしバイクによってはこれをハンマーで叩いたら取れました、というようなレポートを出しているライダーさんもいました。
なので一応インパクトドライバーも持っておくといいと思います。しかしほとんどの場合電動工具やトルクレンチで済んでしまうので、必ず必要とは言い切れないです。インパクトドライバーと検索すると、実際に電動の方が出てきますね。
もしグリップを自分で変えたいという方がいたら、バーエンドを先に取らないといけないのでインパクトドライバーは結構使うと思います。これとカウルはがしがあればPCXなら外装全部引っぺがすことができます。
グリップ交換の作業手順
グリップ交換で最大のネックが、アクセル側のグリップの交換です。ワイヤーを外したりする必要があるので、PCXの場合は必ずカウルを外す必要があります。
各バイクによって手順が異なるはずなので、一つ一つ動画サイトなどで確認をしてください。今回は一応PCXのグリップの交換手順を載せておきます。SSやフルカウル、ネイキッドなどによって交換作業が若干違うはずなので、ご自身で作業を行う場合は絶対に確認を怠らないようにしてください。
- パーツクリーナーで洗浄:まず、古いグリップを外す前に、パーツクリーナーを使用して汚れを落とします。これにより、スムーズにグリップが外れるだけでなく、新しいグリップがしっかりと接着する準備が整います。
- ドライバーでこじ開ける:ドライバーを使って古いグリップを少しずつこじ開け、手で引っ張りながら取り外します。このとき、無理に引っ張らず、ゆっくりと力を加えることがポイントです。
- ハンドルバーにボンドを塗る:新しいグリップを取り付ける際には、ハンドルバーに薄くボンドを塗布します。量が多すぎると余分なボンドがはみ出してしまうため、適量を意識しましょう。
- グリップを差し込む:ボンドを塗布したら、すぐに新しいグリップをしっかりと差し込みます。このとき、位置がずれないよう注意して押し込むと、きれいに装着できます。
- 余分なボンドを拭き取る:装着後、はみ出たボンドがある場合は、乾く前に布で拭き取ってください。ボンドが乾いてしまうと取れにくくなるため、迅速な処理が大切です。
まとめ
バイクのアクセルグリップ交換は、ライディングの快適さや安全性、さらにはカスタムの楽しさをもたらす重要なメンテナンスの一つです。必要な道具を揃え、正しい手順で交換することで、握り心地や滑り止め効果が向上し、自分好みのバイクに仕上げることができます。
また、適切な素材やデザインを選ぶことで、長距離走行時の疲労軽減や愛車の個性アップにも繋がります。ぜひこの機会にグリップ交換を検討し、より快適で安全なライディングを楽しんでください。
私の場合は今年はグリップヒーターに交換する必要はないかなと思います。しかしグリップヒーターがあれば、一日中バイクで仕事やツーリングを行っても問題はありません。今年の冬はやはり寒くなりそうな予感がするので、持っておくといいアイテムの一つです。
それがもし嫌で気に入ったバイクグリップがあれば、電熱グローブを使用するといいかもしれません。私はRSタイチ製の電熱グローブを購入したのですが、結構暖かいのでバイクの外観を損なうこともなく、グリップをいちいちかっこいいものに変えようとかしなくても暖かさを手に入れることができます。
今年の冬はRSタイチ製の電熱グローブで対応していこうかなと思います。それで無理そうなら遅くもないのでグリップヒーターを取り付けてもらおうと思います。
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