ツーリング2人乗りを120%楽しむ!安全で快適なプラン作成術
ツーリングを2人で楽しむには、十分な安全対策と計画が欠かせません。2人乗りはシングルライドと異なる注意点が多く、事前の準備が重要です。以下では、初めてのタンデムツーリングでも安心して楽しめるプラン作成方法を紹介します。
さて私にはあまり縁がないタンデムツーリングですが、最近2人乗りの方をよく見かけます。2人乗りの条件があるので、もう一回おさらいしたいと思います。
- 一般道は免許取得期間が1年以上経過していること
- 高速道路は大型/普通二輪免許取得から3年以上経っていること
- 20歳以上であること
- タンデムステップが装着されていること
- タンデムシートが装備されていること
- 首都高は全面的に2人乗り禁止
- ヘルメットの装着が同乗者にも義務
この7つが条件ですね。もちろん小型二輪免許なんて持っていても、2人乗りは不可能です。…とはいえ一般道なら小型二輪免許でもタンデムが可能になるので、1年は最低しっかりバイクを乗ってください。
望ましいのは小型二輪免許ならスーパーカブなどのカブ系を乗ることだと思います。これを制しておけば、多分どのバイクでも乗れるからです。そのぐらいカブは難しいと思います。
バイクの2人乗りの条件を7つおさらい
上記の3つが免許に関すること、それ以外はバイクの装備などに関することです。
免許のことは知っておけば問題はないのですが、バイク装備にも実は必要なものがあります。タンデムシートやタンデムステップです。これらはしかし今のバイクなら、普通についているので問題はないはずです。しかしタンデムシートに関しては、取り付ける必要があるバイクがあります。
旧型のMTバイクはその必要があるバイクがあるので、是非気を付けてルールを逸脱していないかを確認してください。
1. 運転免許の取得期間
普通二輪免許または大型二輪免許を取得してから1年以上経過していることが必要です。免許を取得して1年未満の場合、二人乗りは認められません。原付免許や小型限定免許のみでは二人乗りはできません。
基本私が乗っているPCXでも全然タンデムは可能です。しかし小型二輪免許などの限定のみの免許では、どうもタンデムは無理なようですね。普通二輪免許は便利なので苦労してでも、持っておいて損はしないと思います。
2. 高速道路での条件
高速道路で二人乗りが可能なのは、大型二輪免許または普通二輪免許取得から3年以上経過している場合です。3年未満の場合、高速道路での二人乗りは認められていません。高速道路の入り口でこの条件が確認されることがあるため、免許証携帯は必須です。
3. 年齢制限
運転者が20歳以上であることが条件です。20歳未満の運転者は、高速道路での二人乗りができません。
ここに関してはくどくど説明する箇所ではないのですが、免許を持っていても20歳までは2人乗りは控える方がいいと思います。
4. バイクの車種や装備
二人乗りを行う場合は、バイク自体が二人乗りに対応している必要があります。バイクの後部にタンデムステップ(後部座席用の足置き)が装備されていること。シートが二人乗り仕様であることが求められます。スポーツバイクの中には、タンデムシートがないモデルもあるため注意が必要です。
今回はスーパーカブのタンデムシートを紹介していますが、各バイクごとに合うタンデムシートが必ずあるはずです。ネットでなければバイク屋さんに相談して、取り付けてもらってください。工賃もそれほど高くはないと思います。
5. 法定速度の遵守
二人乗りの際も法定速度を守る必要があり、特に高速道路や一般道では安全な速度での運転が求められます。
- 追い越し車線の長距離走行の禁止
- 追い越し車線の法定速度未満の速度で走ることの禁止
- 走行車線からの追い越し禁止
この3つはかなり重要なので覚えておいていただければと思います。特に40代以上の女性に多いように思うのですが、一般道では出す必要もないのに50㎞/h以上の速度で走っている癖に、高速道路だと70㎞/h以下で走って何故か合流を超えると、速度を30㎞/h以上一気に上げている人を見かけます。
その人たちを見られる限り観察してみると、運転席で髪をやたらいじったりしています。そのくせなんだかパチンコ屋の駐輪場に停めるんですよね。笑
高速道路の2人乗りと関係なさそうに見えますが、こういう人たちが高確率でバイクに対する事故を起こしてきます。そして必ず知らん存ぜぬみたいな顔をして、こちらが被害者ですという感じで来ます。1人で乗っている分には問題がないのですが、2人乗りだと同乗者の安全も守る必要があります。
こちらも法令順守をしておきつつ、ドラレコなども一応装備はしておいてもいいかもしれないと思います。しかし相手が加害者でもこちらが絶対に10:0にするんだ、という姿勢は私はあまりお勧めしないです。保険屋を通じて早期解決を目指すか、壊れたバイクを戻してもらうようにしてください。
骨折や体が動かないほどの大けがをした場合は、警視庁を介するように人身対応にしてもらってください。すぐ救急車を呼んでもらって、そのまま乗ってもらっていいです。そうすると自動的に人身事故の対応になります。
6. ヘルメットの着用
運転者と同乗者の両方が、ヘルメットを着用することが義務付けられています。半ヘルでも頭を守ってくれて助かったというケースを聞きました。必ずヘルメットは装着しておきましょう。
ヘルメットの装着義務は当たり前と思うかもしれませんが、屋根付きのバイクならつけなくてもOKだからです。しかし私が高速道路や首都高を乗ってみて思うのは、とかく危険も多いと思うことです。私だけがバイクで首都高や高速道路を走っているわけではありません。
どういう考えで走っている人なのかがわからないので、ヘルメットは装着しておくといいと思います。そうすると先ほど紹介したインカムも使えて高速道路の暇さをより快適に過ごすことが可能です。
7. その他の注意点
地方条例で二人乗りが制限されている場合があります(例:一部の観光地など)。二人乗りを行う際は、同乗者も含め、運転者の十分な経験と安全意識が求められます。
この辺の2人乗り禁止の地方については、こちらでは見当たらなかったですね。しかし東京23区や首都高では2人乗りの禁止区間は存在します。詳しくは下記の情報を参考にしていただければと思います。
安全なタンデムツーリングのための準備
安全で楽しいタンデムツーリングを実現するには、バイクの点検や装備、そして法規の確認が必要不可欠です。しっかりと準備しておけば、トラブルを未然に防ぎ、心地よい旅が楽しめます。
バイクの点検:タイヤの空気圧、ブレーキ、オイルなど、安全な走行に必要な点検項目を解説
タンデムツーリングを安全に楽しむには、まずバイクの基本的な点検が必須です。タイヤの空気圧は特に重要で、2人乗りの場合は通常の圧よりも少し高めに設定することが推奨されます。ブレーキの効き具合や、オイルの残量も確認し、2人の体重を支えるための十分なメンテナンスを行いましょう。点検を怠ると、ツーリング中にバイクが不安定になったり、ブレーキが効きづらくなったりする可能性があります。
最近エンジンオイルはアメリカのものに限る、という話を聞きました。PCXで一回試してみようかなと思います。
装備の準備:ヘルメット、グローブ、ジャケットなど、安全かつ快適なツーリングに必要な装備を紹介
安全装備は、快適さと安全性を両立させるための必須アイテムです。特にヘルメットは、後部に乗るパートナーにもフルフェイスかジェットタイプを推奨し、風や虫からの保護を考慮しましょう。また、グローブやジャケットは防寒や防傷に役立ちます。安全性を重視した装備を揃えることで、タンデムでも安心感が増し、より楽しめるツーリングが可能です。
あとヘルメットには必ずインカムを装着しておくといいと思います。私は今回B+COM Playというインカムを購入しました。本当はB+COM ONEというものがいいと思ったのですが、こちらは4万円ぐらいするんですよね。
しかしB+COM Playの方は1万円台で買えるので、わたしのようにスマホなどで音楽を聴くだけという人にとっては、とても有益なアイテムだと思います。
法規の確認:運転免許証の確認、二人乗りに関する法規制、高速道路での注意点などを解説
日本国内では、二人乗りに関していくつかの法規制が設けられています。例えば、免許取得から1年未満の初心者は高速道路での2人乗りが禁止されています。また、一般道でも乗車定員が1名のバイクは2人乗りができません。出発前に法規を確認し、ルールを守って安全に旅を楽しみましょう。
バイクのスペック表に、乗車定員数なども書いてあります。面倒くさがらず是非バイク選びをする前に、一度そういうスペック表も確認をしてみてください。
2人乗りならではの注意点
2人でのツーリングは、1人とは異なる準備が求められます。バイク選びやコミュニケーション方法など、タンデム特有の注意点を押さえておきましょう。
バイクの選び方:タンデムシートの形状、積載量、排気量など、2人乗りにおすすめのバイクの選び方を解説
2人乗りに適したバイクの選び方は、タンデムシートの快適性やバイクの積載能力がポイントです。タンデムシートの形状は、後ろに乗る人が快適に座れるかを左右し、排気量が大きいバイクは2人分の荷重をしっかりと支えるパワーがあります。クルーザーやツアラータイプのバイクは、タンデムに適した構造で、快適な乗り心地を提供してくれるでしょう。
あと2人乗りでも彼女や同乗者のみの会話を楽しみたい、という方はノイズキャンセルをしてくれる耳栓が必須だと思見明日。必須というよりあったほうがいいと言った方がいいと思いますが。私も来月に購入してみようと思っています。
私の場合は仕事でバイクをよく使うのですが、横から追い抜いてくるうるさいバイクがいたり、もう音に関しては面倒くさいことこの上ないんですよね。ノイズキャンセルの耳栓に関しては自治体によって、取り組み方が違うらしいので良く調べてから使ってください。
しかし東京23区の騒音の中なら、もう持っていて損はないのかなという印象を持っています。
パートナーとのコミュニケーション:ハンドサイン、インカムなど、スムーズなコミュニケーションを取るための方法を紹介
2人乗りでは、ライダーとパートナー間のコミュニケーションが大切です。例えば、手信号を使って「ゆっくり走って」「停まりたい」といった意思を伝えることができます。さらに、Bluetoothインカムを活用すれば、走行中も簡単に会話ができ、状況に応じた連携がスムーズになります。
インカムはやはり必須のように思えます。私はB+COM Playを今回選びましたが、B+COMがやはり優勢じゃないかなと思います。というのもインカムは日本でB+COMとSENAの2強と言われています。そこにCARDOというブランドがありますが、6万円ぐらいするのでやはりB+COMとSENAの2強です。
しかしSENAでB+COMのインカムとつなげようとすると、40分ぐらいペアリングで時間がかかるという評判です。そう考えるとB+COM一択ぐらいでもいいんじゃないかなと思います。
緊急時の対応:トラブル発生時の対処法、ロードサービスの利用方法などを解説
緊急時に備えて、事前にトラブル対処法を把握しておくことも重要です。たとえば、パンクやエンジントラブルが発生した場合には、ロードサービスに連絡し、安全な場所で待機することが求められます。事前にロードサービスの連絡先を控えておけば、いざという時にも慌てずに対応できるでしょう。
私が保険屋に高いお金を払う理由も、このロードサービスが理由の一つです。ロードサービスはこちらが悪い事故であっても、こちらのバイクに異常が出た場合でも対応してくれます。年内使える回数が決まっているようですが、今年それで一回だけ助かった事例がありました。
個別に入れるならロードサービスだけでも入っておくといいと思います。
快適なツーリングを実現するためのコツ
快適な2人乗りツーリングを楽しむためには、ルートの計画や荷物の積み方、服装の工夫が必要です。これらのポイントを押さえておくことで、より楽しい旅が実現します。
この動画が結構私もその通りだな、って思っています。服なんて正直何でもOKのように思います。私も着替えとか持っていきましたが、かさばって面倒くさいことになったのでもし今度名古屋へ行くとしても持って行かないと思います。
持って行ったとしても下着ぐらいでいいと思います。
ルートの計画:2人乗りでも楽しめる観光スポット、休憩スポットなどを含めた具体的なルートの組み方を解説
ルート選びはツーリングの楽しさを左右します。2人乗りでも観光を楽しめるスポットや、途中で立ち寄れるカフェなどをルートに組み込むと、道中が充実します。特に長距離では定期的な休憩を挟むことが重要です。適度な休憩を挟むことで、疲れをためずに楽しむことができるでしょう。
問題になってくるのがホテルに到着するのが遅れそうという場合です。
完全にチェックの時間までに間に合わない場合は話が違ってきますが、間に合うけど予定した時刻を上回る場合は休憩スポットなども知っておくといいと思います。
荷物の積み方:バランスの良い荷物の積み方、積載量を増やすための工夫などを紹介
2人乗りの場合、バイクのバランスが崩れやすいため、荷物の積み方が大切です。リアボックスやサイドバッグを活用し、重い荷物を下側に、軽いものを上側に積むとバランスが良くなります。積載量を増やすには、コンパクトに折りたためるアイテムを選ぶこともポイントです。
CL250というバイクも今後のバイク選びの候補の一つなのですが、マフラーの形状がねぇ…という感じですね。シートバッグを使いたいので、今後この辺のシートバッグが焼けないかどうかも検討材料になります。ツーリングならカバンのみっていうのもアリかなと思います。
服装選び:季節や天候に合わせた服装選び、快適なライディングを実現するためのコツを紹介
季節や天候に合わせた服装選びも、快適なツーリングには重要です。夏は通気性の良いジャケットやメッシュグローブを、冬は防寒性の高いジャケットやヒートテック素材を活用しましょう。事前の天気予報を確認し、気温や天候に合った装備で出発すると安心です。
クシタニ、コミネ。と言われていますが、私はワークマンも一つの選択肢に入れてもいいんじゃないかなと思います。私はAGES以外に使ったことがないのですが、AGESで気温18度ぐらいの気温の中なら寒さは感じないですね。
そこに有能なレインウェアがあれば、雨の日でも問題はないと思っています。
【初心者向け】タンデムツーリング完全ガイド!準備から注意点まで徹底解説
初心者にとって、タンデムツーリングは特別な経験です。しかし、初めての2人乗りでは不安もあるでしょう。本セクションでは、初心者が知っておくべきポイントや準備について徹底解説します。安心して楽しいタンデムツーリングができるよう、以下の情報を参考にしてみてください。
2人乗りでのツーリングには、特有の楽しさと課題があります。初心者にとってのタンデムツーリングの魅力と注意点を理解し、より充実したツーリングを実現しましょう。
タンデムツーリングの魅力:2人乗りならではの楽しさ、メリットを紹介
タンデムツーリングの最大の魅力は、パートナーと一緒に景色や風を楽しめることです。「一緒に冒険したい」「道中で会話しながら旅を満喫したい」といった思いが叶うのがタンデムツーリングの魅力です。また、ライダーとしてもパートナーと同じ目線で景色を楽しむことができ、共有体験が深まります。2人ならではの連帯感や旅の思い出は、シングルライドでは味わえない特別なものです。
タンデムツーリングのデメリット:デメリットを理解し、事前に対策を立てる
一方で、2人乗りにはデメリットもあります。たとえば、重量が増えるためにバイクの操作性が変わり、カーブや停止時に安定性が低下することも。そのため、パートナーの重量に合わせた安全運転が求められます。また、長時間のツーリングは後部座席のパートナーにとって体力的な負担が大きいので、こまめな休憩を入れるとよいでしょう。
タンデムツーリングに必要なもの:バイク、装備、その他必要なものをリストアップ
タンデムツーリングに必要な装備としては、まず安全なヘルメット、グローブ、ジャケットが必須です。また、インカムなどのコミュニケーションツール、荷物を安定させるバイクバッグも便利です。さらに、事前に予備のオイルや工具セットも準備しておくと、トラブル時の対応がスムーズです。タンデム専用の装備を揃えて、より安心・快適なツーリングを楽しみましょう。
ロングツーリングであればあるほど、アクションカメラがいいかなぁと思います。Insta360を使っていますが、新しいX4も買って試してみたいなと思っています。
【関東近郊】2人乗りで巡る絶景スポット!初心者でも安心なおすすめルート
関東近郊には、タンデムツーリングにぴったりの絶景スポットが点在しています。特に初心者でも安心して巡れるルートを厳選しましたので、次のツーリング計画に役立ててください。
奥多摩湖周辺ルート
奥多摩湖周辺は、自然豊かな山々に囲まれた絶景スポットで、二人でのんびりと楽しむには最適な場所です。特に秋の紅葉シーズンは美しい景色が広がり、湖畔で休憩するのも良いでしょう。道も整備されているため、初心者でも安心して走行できます。
湘南海岸ルート
湘南海岸沿いのルートは、海を眺めながらの爽快なツーリングが楽しめます。湘南エリアにはカフェやレストランも多く、食事や休憩にも困りません。海風を感じながらのドライブは、2人乗りならではの特別な体験です。
まとめ
安全は何よりも大切です。2人乗りの際に特に気をつけるべきポイントを押さえ、事故を未然に防ぎましょう。基本的な準備や操作法をしっかりと身につけ、安全に配慮してツーリングを楽しむための知識を紹介します。
快適なツーリングを実現するには、タンデムシートの選択や荷物の積載方法も重要です。2人乗りに特化した装備や工夫を取り入れて、快適で思い出に残る旅を楽しみましょう。適切な準備をすれば、長距離の旅も疲れを感じずに満喫できます。
2人乗りのタンデムなら、やはりインカムが重要じゃないかなと思います。彼女とお気に入りの曲をシェアリングするとか、そういうコミュニケーション以外の方法も使えるからです。SENAも評判が悪く思えるかもしれませんが、SENA同士のペアリングをすれば問題は減るんじゃないかと思います。
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