街乗りメインなら4速で十分!後悔しないための選び方
「モンキー125の5速って本当に必要なの?」そんな疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。街乗り中心のライダーにとって、4速で十分なのか、それとも5速化が必須なのか–。この記事では、実際のオーナーの声や専門的な視点から、後悔しない選び方を徹底解説します。
モンキー125は、街乗りを主目的とするなら4速ミッションで十分満足できるバイクです。5速化による恩恵は確かにありますが、日常の使い勝手や維持費、価格面を考慮すると「4速で困るシーンは意外と少ない」というのが実際のオーナーや試乗インプレッションから得られる結論です。
しかしこういう意見もあるのは事実なので、カスタム次第ではロングツーリングや日本一周だって夢ではないようなバイクのような気がします。
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前回のグロムの記事でも思っていたのですが、なんだか原付二種は人気がある分いろいろな意見が飛び交っているように思えます。悪いレビューがないと文句を言う人もいましたが、だから何なのでしょう?笑
自分たちが売りたい製品の悪口なんて言う販売者なんて、この世の中にいるわけないじゃないですか。そういうことも少し考えてみても、悪いバイクではないかなと思います。それはグロムの時にも同じことを思っています。なのでグロムの時にも行ったかもしれませんが、サーキットで走れるほどのカスタムをしてしまえば不満はほぼないようなバイクだと思います。
SPタケガワ H.S-Stage N20ボアアップキット 181cc(BTB付)モンキー125(JB02-1000001-) 01-05-0567
ちなみに5速になってもボアアップキット存在するので、そちらを購入してもOKですし4速の旧型を中古で買ってボアアップキットを購入するのも悪くないと思います。ただしヤフオクなどで購入する場合は、ちょっと気を付けた方がいいとは思いますが。
- 街乗りでの使いやすさが魅力!4速で十分な理由
- 高速道路や遠出は?4速での限界と対策
- ギア数で何が変わる?走行性能の違いを解説
- バイク旅を考えたときどちらがおすすめか?
- 4速モデルを自分好みに!おすすめカスタム
視認性が低いのでボアアップするときは、自己責任でお願いします。ただし乗れる箇所は増えるのは事実なので、この辺のボアアップ化をどう考えるか?というのも、モンキー125の楽しみの一つではないかと思います。
街乗りでの使いやすさが魅力!4速で十分な理由
4速ミッションのモンキー125は、発進から加速、街中の流れに乗るまで、スムーズな操作性が光ります。ギアチェンジの頻度も適度で、初心者からベテランまで扱いやすい設計が特徴です。さらに、4速仕様は構造がシンプルなため、維持費や故障リスクの面でもメリットがあります。
4速のメリットはボアアップキットが存在することですね。モンキー125は確かにミニバイクなので、高速道路には不向きです。しかしボアアップをすることで自動車専用道路を、制限なく走れるとすればどうでしょうか?軽二輪化してしまえるのも、4速ならではの面白さじゃないかなと思います。
私はモンキー125のオーナー経験はないので、個人的な経験で話をしています。八王子みたいなフィールドだと、4速の方が向いているようなので、古いタイプのモンキー125を購入して自分でボアアップをしていろいろな道路を走り倒すのも面白いと思います。
発進・加速はスムーズ!街乗りでの不満は少ない
4速モデルのモンキー125は、発進時のクラッチ操作が軽く、トルクバンドも広いため、シフトアップをサボっても十分に走り切れます。街中の信号待ちや渋滞でもストレスを感じにくく、「普段使いなら4速で十分」と感じるユーザーが多いのも納得です。
ギアチェンジの煩わしさ軽減!シンプル操作が快適
ギア数が少ないことで、シフトチェンジの回数も減り、操作が直感的になります。特に初心者やリターンライダーにとっては、煩雑な操作が少ないことが大きな安心材料。「余計なことを考えず、気軽に乗りたい」という方には4速モデルがぴったりです。
しかしこの点に関しては5速のJB05でも同じような感じだと思うので、大差はないと思います。どのモンキー125にしてもクラッチ操作は軽快で、乗りやすい車体ではないかなと思います。
車体価格と維持費を抑えられる!経済的なメリット
4速モデルは5速モデルよりも構造がシンプルな分、車体価格やメンテナンスコストが抑えられます。さらに、燃費性能も高く、年間の維持費も軽自動車税や自賠責保険を含めて非常にリーズナブル。経済的な負担を減らしたい方にとっても、4速モデルは大きな魅力です。
私もボアアップキットを冒頭で紹介していますが、いちいちボアアップなどを考えなくても軽快に楽しく走ってくれるバイクじゃないかなと想像しています。自賠責保険がバイクに限っては、最近安くなってきているので維持費に関しては問題はないんじゃないかなと思います。
こんなに軽快な走りをしてくれていて、マニュアルバイクであるというのが私はモンキー125の魅力じゃないかなと思っています。ギアチェンジが煩わしいと感じる方もいるかもしれませんが、これが長旅での面白さの一つになるのでモンキー125も選択肢に入れていいと思います。
乗り出し価格が45万円ぐらいすると思うのですが、今のPCX160と同じぐらいの値段ですね。この辺をどう考えるか?というのも一つのネックになるとは思いますが、そのネックを差し引いてもモンキー125を選ぶ理由には十分鳴ると思います。
高速道路や遠出は?4速での限界と対策
4速ミッションのモンキー125は、街乗りでは十分な性能を発揮しますが、高速道路や長距離ツーリングとなると、いくつかの課題が浮かび上がります。特に、エンジン回転数の高さや振動、追い越し加速の余裕のなさは、4速モデルならではの特徴です。とはいえ、適切なギア選択やカスタムによって、これらの課題をある程度カバーすることも可能です。
高速道路をモンキー125で乗るときは、ボアアップキットが必須になります。これを取り付けて必ず運輸局と陸運局で改造申請を行ってください。私は正直に言うと原付二種のままでも、モンキー125は十分楽しめるバイクではないかなと思います。
高速巡航はやや苦手?回転数と振動が増加
モンキー125の4速モデルで高速道路を走行すると、エンジンの回転数が高くなりがちです。具体的には、時速80km/h付近で約7,000回転に達するため、エンジンからの振動やノイズが増加します。長時間の高速巡航では「手がしびれる」「耳が疲れる」といった声も。「高速道路はあくまで緊急用」と割り切って使うのが現実的です。
原付二種なので基本的には高速道路は乗れません。しかしボアアップして運輸局や陸運局で必要な手続きをすることで、ナンバーが白ナンバーになります。俗にいう改造申請というものです。なので高速道路に乗る方はボアアップは検討してください。
モンキー125はミニバイクなので視認性に問題があり、トラックなどが急に詰めてきて事故に遭うというケースも多発しています。しかしそれは無理をして運転した結果なので、車間をしっかり取ってトラックが進路変更をしてきたら譲ってあげるという気持ちの余裕を持って高速道路に乗ってください。
追い越し加速に注意!ギア選択のコツ
4速ミッションでは、追い越し時にエンジン回転数がすでに高いため、加速の余裕が限られます。特に上り坂や二人乗りの際は、ギアを落としてエンジンのパワーバンドを活用する必要があります。「追い越し時は事前に加速をつけておく」「無理な追い越しは避ける」といった工夫が求められます。
モンキー125で高速走行を実現したい方がいたら、チェーンも丈夫なものがいいと思います。下記の製品は丁数がノーマルのスプロケットのままなら、そのまま取り付けが可能なチェーンです。
フロント(ドライブスプロケット) | 14丁 |
リア(ドリブンスプロケット) | 37丁 |
上記の表がノーマルのままのスプロケットの丁数となっています。もしこのパーツを交換するときも、この表を基準にどう走りが変わるのかの参考にしてください。
ロングツーリングを楽しむなら?カスタムや割り切りも検討
「どうしても長距離ツーリングを楽しみたい!」という方は、スプロケットの丁数変更やハンドル交換、シートのクッション性向上などのカスタムで快適性を高める方法があります。また、エンジン内部のチューニングや社外マフラーの装着でパワーアップを図るユーザーも。「モンキーはカスタムしてこそ楽しい」という声が多いのも事実です。

Gクラフト(Gcraft) リアスプロケット 37丁 モンキー125(JB03)/GROM(JC92) 31511 ゴールドアルマイト
スプロケットとはこのパーツのことです。ギアに関する重要なパーツなので、ギア抜けが頻繁に起きる方はこのパーツを削り出す人もいます。かなり難しいデリケートな作業なので、バイク屋さんに必ず相談してどうするか決定してください。
ハンドル交換なんて意味ないだろと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことはありません。スクーターですらそれをやって、走りやすくなったというライダーさんもいます。バイクの走りをより楽しみたい方は、ハンドル自体を交換してモンキー125の軽快で爽快な走りを追及するのもアリです。
ギア数で何が変わる?走行性能の違いを解説
ギア数が増えることで、加速性能や最高速、燃費にどのような違いが生まれるのでしょうか。4速と5速、それぞれの特性を理解しておくことは、後悔しないバイク選びの第一歩です。
ギア抜けという問題も起きる方がいらっしゃると聞いたので、その場合の対処法も載せておきました。上記の動画のギアチェンジをやっても、ギア抜けが起きてしまう場合はやはり構造上の問題かと思います。ギア抜けというのは2速で走っているとき、3速に上げようとすると勝手にニュートラルに入ってしまう現象です。
上記の動画のように丁寧にギアチェンジをしてあげれば、多分起きない現象のはずなのですが。モンキー125でも結構ギア抜けは起きるようなので気を付けて走行をしてください。詳しいことがこちらの記事に載っていたので、ご紹介させていただきます。

加速性能:発進〜中速域は4速でも十分?
4速モデルのモンキー125は、発進から中速域までの加速が非常にスムーズです。街中でのストップ&ゴーや信号待ちからの発進では、4速のギア比が絶妙にマッチしており、キビキビとした走りを楽しめます。一方、5速モデルは、ギアが細かく刻まれているため、高回転域を維持しやすく、より滑らかな加速が期待できます。ただし、街乗り主体なら4速のトルクフルな特性が扱いやすいという意見も多いです。
最高速:5速化による伸びしろは?
最高速に関しては、5速化によってエンジン回転数を抑えつつ速度を伸ばすことが可能になります。4速モデルでは、最高速付近でエンジンが高回転に張り付き、余裕がなくなりますが、5速モデルなら「もうひと伸び」できる余地が生まれます。高速道路やバイパスを多用する方には、5速化のメリットが大きいでしょう。
燃費:ギア数による影響は?
燃費に関しては、5速化によるエンジン回転数の低減が有利に働く場合があります。高速巡航時に5速を使うことで、エンジンの負担が減り、燃料消費も抑えられる可能性が高いです。ただし、街乗り中心であれば4速でも十分に低燃費を実現できます。実際の燃費差は走行状況や乗り方によって大きく変動するため、絶対的な優劣はつけにくい部分です。
バイク旅を考えたときどちらがおすすめか?
モンキー125は、そのコンパクトさと軽快な取り回しが大きな魅力です。それは5速になっても、大して変わっていないと思います。
5速の旅動画も載せたかったのですが、なかったので4速でのモンキー125のツーリング動画を載せておくことにしました。大体こういうイメージで走れます、という感じですね。モンキー125に限らず原付二種で旅をすると、こういう感じになると思っていただければいいのかなと思います。
モンキー125では気にしていないのですが、私だったら大体こういうカスタムをするかなと思います。
- タイヤ
- リアサスペンション
- シート
この3点は絶対にやるかなと思います。リアサスペンションに関してはモンキー125ではそれほど不満を聞いたことがないのですが、スクーターだとこれが結構ネックになるんですよね。
タイヤ
4速モデルも5速モデルも、基本的な車体サイズには大きな違いがありません。モンキー125ならではのコンパクトな全長と軽快なハンドリングは、どちらのモデルでも健在です。狭い路地や駐輪場でも取り回しやすく、日常の足としても非常に優秀です。
しかしタイヤに関しては他のタイヤという選択肢も、ある程度持っておくことが必要だと思います。モンキー125のタイヤに関してはすごく選択肢が多いとは言い切れないのですが、こちらを変えてしまうとスポーツタイプのモンキー125にできたりするので、気になる方は下記の記事を参考にしていただければと思います。

リアサスペンション
5速ミッションの搭載により、ギアボックスの重量が若干増加する可能性がありますが、その差は数百グラムから1kg程度にとどまることが多いです。実際の走行フィールや取り回しに大きな影響を与えるほどではないため、「重くなったから乗りにくい」と感じることはほぼありません。
むしろ5速になればなるほどリアサスペンションに関しては、ショックアブソーバーが付いていた方がいいかもしれないですね。モンキー125ではそれほど振動は感じないという、オーナーさんの意見が多かったので純正のままでもいいかもしれないですね。
しかし私だったらいろいろな製品を試してみたいので、下記のリアサスペンションに変えてしまうと思います。モンキー125は結構車高も高めなので、プリロード調整のできるローダウンサスペンションにすれば、足つきの問題も一気に解消できると思います。
シート
私がもしモンキー125を購入したら、多分シートだけは絶対に変えると思います。私の仕事などの都合で、かなりの距離をバイクで一日に走ることが多いです。そうすると下半身の疲れは並大抵ではないんですよね。これを自分の乗り心地がいい商品に変えることで、リアサスペンション、タイヤが活きてきます。
私だったら肩の力を抜くためにも、シートはこだわっていくと思います。スクーターだと選択肢が少ないシートなのですが、モンキー125はある程度選択肢も多いので本当に助かりますね。
4速モデルを自分好みに!おすすめカスタム
4速モンキー125は、カスタムパーツが豊富に流通しており、外装・足回り・エンジン系と幅広いジャンルで自分だけの一台を作り上げることが可能です。カスタムの方向性を明確にすることで、愛着もさらに深まります。5速のモンキー125でも問題はないのですが、4速の方がカスタムパーツが社外品で豊富にあるというのもうれしいところです。
私は4速と5速の違いなんて、その程度じゃないかなと思っています。
外装カスタム:個性を演出するパーツ
モンキー125の外装カスタムは、定番のミラーやグリップ、シート、タンクカバーなどから始めると手軽です。カラーリングやデカールで自分だけの個性を演出するのも人気。LEDヘッドライトやウィンカーの交換は、見た目だけでなく視認性・安全性の向上にも寄与します。「街中で目立ちたい」「自分だけの一台を作りたい」という方には外装カスタムがおすすめです。
グリップを変えるならグリップヒーターの方がいいかなと思います。グリップヒーターは実は春ぐらいなら、すごく重宝するアイテムです。その理由は絶対的に雨です。雨で手が濡れても、バイクから直給電できるようにしてしまえば全く手が冷えてバイクに乗れないなんてことはありません。
足回りカスタム:乗り心地と安定性を向上
サスペンションやブレーキの強化は、走行性能と安全性を高めるうえで非常に効果的です。社外製のリアサスやフロントフォークスプリング、ディスクブレーキキットの装着で、乗り心地や制動力が大幅に向上します。タイヤの銘柄を変えるだけでも、グリップや乗り味に変化が現れるため、足回りのカスタムは「走る楽しさ」を追求する方におすすめです。
エンジン系カスタム:パワーアップの可能性
エンジン系のカスタムは、マフラーやエアクリーナーの交換、ECU(エンジンコントロールユニット)の書き換えなどが人気です。これらのパーツを組み合わせることで、レスポンスやパワー感が向上します。さらに、ボアアップキットによる排気量アップや、ハイカムシャフトの導入で本格的なパワーアップも可能。ただし、エンジン内部に手を入れる場合は、耐久性や法規制にも十分注意しましょう。
まとめ
結論から言うと5速は必要か、不必要か。そう聞かれたら不必要と言われがちだけど、あればあっただけ問題は何もないかなという結論です。モンキー125で自動車専用道路に頻繁に乗るという方がいたら、多分5速の方がいいかもしれません。しかし4速でもそれなら問題はなく、逆に4速のパワー不足感をボアアップキットで補うというのは悪くないかもしれないです。
モンキー125って結局何がメリットだろう?と考えてみたとき、軽快な走りの割にパワーもしっかりあるという点じゃないかなと思います。シフトペダルも軽快で走りやすいというのも、街乗りに向いていると言われる理由だと思います。
しかしJB05になっても145㏄のボアアップなら可能という、ボアアップキットが出てきたので安心して新車を購入できるかなと思います。そのボアアップキットは下記に紹介しておきますので、もし頻繁に自動車専用道路を走るという方がいたら、参考にしていただければと思います。
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